半年ほど坐禅を毎日45分ほど行うようになってから、うつ症状も少なくなってきました。
これは坐禅をすることによって、脳内からセロトニンが出ることが医学的にも実証されています。
日々の生活で雑念が出る回数が減ってきて、そのため落ち着きも出て予知能力と思える経験をよくするようになってきました。
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更なる深みを求めて
このような経験をすると、より精神修養の必要性も感じ坐禅以外のことにも目が行くようになってきました。
若い頃挫折したヨガ、西野流呼吸法、マインドフルネスの本を再度読み直しました。
そんな中で一番の精神修養は、ミヤンマーに3週間行ったことです。
チャンミーメディテーションセンターという寺院で21日間マインドフルネスの修行を行ってきました。
2018年に行ったのでまだクーデターは起こっていませんでしたので、非常にゆったりした修行を行うことが出来ました。
1日の日課は、朝4時に起きて座る瞑想、歩く瞑想、食事、座る瞑想、歩く瞑想、夕食、入浴、座る瞑想、歩く瞑想、夜11時就寝と、瞑想時間は1日に16時間と非常に長いものでした。
老師との面談(日本語通訳付き)などもあり非常に修行が進みました。
21日間様々な規制がありました。
代表的なものは、性的な活動をしないこと、うそをつかないこと、酔うかもしれないものを摂取しないこと、食べてはいけない時間には食べないこと、スマホ使用禁止、外出禁止など様々な規制がありました。
しかし、様々な制限は非常に貴重な経験になり、普段いかに必要のない事をして、必要のない物にあふれているか色々考えさせられました。
しかも食費とか宿泊費は無料で、本当に至れり尽くせりと感じる修行三昧を経験することが出来ました。
自宅で自分一人で行う修行法もありますが、人生で一度は長期の宿泊型の修行もおすすめです。
なぜかというと他者と比較できるからです。
自分一人の時には気づかない欠点が見えるということです。
例えば、他人の姿勢が悪いと気づいたら自分も気を付けようと思います。
一人の修行ではどうしても気づきづらいことがあるものです。
呼吸を整えると人生が変わる
ミヤンマーの寺院での修業は、自分を更なる高みに引き上げてくれたのは間違いのない事です。
自分一人では1日16時間修行することは無理です。
色々な国の人が5名ほどいましたが、その人たちが頑張っているので自分も引っ張られてやり遂げることが出来ました。
21日間の修行で一番重要と気づいたことは、呼吸を整えることでした。
瞑想をして違和感があるときは必ず呼吸が乱れていました。
日常生活でも自分の呼吸を意識する頻度が高まり、何かあると呼吸が乱れていないか確認することが出来るようになりました。
つづく
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