仕事は簡単に辞めない方が良い理由!人生は耐え忍ぶことに価値がある

現在働いている人で転職したいと考えない人は

いないでしょう。

8割の人は今の仕事を辞めたいと思っているはずです。

自分も就職して3ヶ月目に辞めたいと思いました。

結果的に30年以上辞めないで勤めてきましたが、

そのうちに少なくても10回以上は

本気で辞めようと考えたことがあります。

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転職は難しい

自分の知人で5人が転職をしていますが、

いずれも辞める前よりも待遇、給与が下がり

後悔しています。

 

転職してすぐに辞めた人もいるし

精神的疲労のためにうつ病になった人もいます。

 

転職先では生抜きの職員が必ずいて、

余程経験を積んで転職してきた優秀な人でも

その中で立ち回るのは至難の業になります。

 

生抜きの数十年も勤めてきた人にとっては、

転職してきてあっさり自分の上司になろうものなら

耐えられないほどの苦痛になるものです。

そんな中では、仕事のことのみならず

人情的にも激しいぶつかり合いになってしまいます。

 

特に日本の閉鎖的と言われる社会では

そのような人間関係が一番難しいのではないでしょうか。

 

出過ぎた杭は打たれない

その人しかできない特殊な技能などがあり、

会社にとってなくてはならない優秀な人材であれば

何処に転職してもやっていけるでしょう。

 

野球界のイチローみたいな人材のことです。

そのような人は職場で多少無礼な行いをしても

許されるし、重宝されるものです。

 

しかしほとんどの人は、並みのどこにでもいる

平均的な人なのです。

そんな人が転職して、

会社の生抜きの人たちと同等に振る舞うには

余程の人間的魅力が必要になります。

 

転職しても仕事のことよりも、

ほとんどの人はまず人間関係に悩まされる

ことが多いのです。

 

新入社員の時を思い出しても、皆さんはまず

人に良く思われたくてかなりの気苦労を

したはずです。

 

全てのことにおいて、

新入社員の時は許されるようなことでも、

転職となるとその数倍は厳しい目で

見られます。

 

それを耐え忍びしかも乗り越える勇気のある人でなければ

転職しても上手くいくわけはありません。

 

仕事は修行

自分の経験からも、どんな仕事であろうと

必ず苦しいものなのです。

苦しさに耐えることの報酬が

給料だと言っても過言ではないでしょう。

 

たとえ短期間良い思いをしても、

必ず辛い物事が押し寄せてきます。

それは人間関係であることもあるし、

仕事のミスであることもあります。

その人の一番痛い部分をえぐりだすような

事件が起こるのです。

 

やっと見つけた本当に自分がやりたかった仕事に

ありつけたにしても、喜びは一瞬で

すぐに辛く苦しい物事が待ち構えているのです。

 

このように仕事で継続的に喜びを見つけることは

不可能と言って良いでしょう。

必ず良い悪いの波があります。

仕事は耐え忍ぶ修行と考えた方がしっくりきます。

 

逃げても同じことが降りかかってくる

例えば職場の人間関係が苦痛で転職をしても、

新しい職場でも必ず同じような人間関係の苦しみを

味あうことになります。

 

嫌な上司がいて耐えきれずに転職しても、

新しい職場で同じような上司にまた出会います。

 

何処かでその苦手意識をクリアしなければ

同じことを繰り返すことになるのです。

 

受け入れた時に新しい人生が始まる

人それぞれ苦手意識は違いますが、

それから逃げてばかりいても

同じことの繰り返しだけなのです。

 

何処かでその苦手意識を消化して

心の底から納得したら、不思議なことに

もう同じことは二度と起こらなくなります。

 

人生を変えたいならば嫌なことを本当に受け入れる

覚悟が必要なのです。

 

職業人生は長い

職業人生の中の9割の時間は辛く苦しいものと思って

間違いはないでしょう。

その証拠に夕暮れ時の一杯飲み屋に行くと

必ず仕事の愚痴のオンパレードです。

 

もちろん仕事で楽しいことはあります。

しかしそれはほとんどの場合一瞬の出来事です。

40年間近い職業人生の中で36年間くらいは

辛く厳しい期間と考えて間違いありません。

 

仕事は辛いものだと覚悟したら気が楽になる

自分の職業感では、最初に勤めた職場には

辛くても最低20年間は在職してほしいと

思っています。

 

20年間努めるとほとんどの辛苦は経験するし、

辞めても次の職場での耐性が出来るのです。

もちろんそのまま辞めないで定年まで勤めあげることは

素晴らしいことだと思います。

 

ただし今の職場がブラック企業であれば

もちろん転職して大正解です。

体を壊す前に速やかにその職場から立ち去りましょう。

 

人生は耐え忍ぶことに価値がある

どんな職業であっても、

楽してお金をもらえることはありません。

 

20数年前のバブル経済の頃に、

浮かれて転職した人のほとんどは

悲しい老後になっていることを忘れてはなりません。

 

楽しそうな人生に見える人でも

実は皆耐え忍んでいるのです。

言い方を変えると、人生は耐え忍ぶことに

価値があるのではないでしょうか。

 

仕事以外の事で十分楽しんで、

仕事では耐え忍ことに専念しましょう。

それが生きるということです。

 

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