好きなことには素直に反応すること!それが個性というものです

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好きな人や物事には意味があります。

自分の人生の意味が潜んでいたり、生きるテーマが隠されていることもあります。

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好き嫌いは人それぞれ

異性に対する好き嫌いもそうですが、なんであんな人が好きなのか、どうしてそんな意味もない趣味に没頭しているのかなど、人には他人では計り知れない嗜好があるものです。

 

それは幼児期から現在までの、その人の全ての生き様が詰まっています。

自分の人生の集大成と言って良いでしょう。

 

不思議な縁

どうして好きでもないあんな人と結婚したのだろう、と本人でも理解しがたい結びつきというものがあります。

 

仕事にしてもどうして好きでもないこんな職業に就いているのか理解できないなど、不可思議なことが人生にはよくあります。

 

仕事は自分が選ぶのではなく、仕事に選ばれると言います。

これは自分にぴったりの仕事には、何もしなくても自然と就くようになっているということです。

 

結婚相手も然りで、ほぞと溝が合うようにお互いピッタリの相手を選ぶことになるのです。

そんな馬鹿なと思う人も多いと思いますが、ほとんどの場合そのようになっています。

ただしピッタリの相手といっても相性が合うということではありません。

 

人の判断の不思議

人の判断のほとんど全てが世間体とか常識、見栄などによって決断して選択されています。

 

結婚相手も、あの人の方が本当は好きだけれども安定した職業に就いているこの人を選ぶなんてことはよくあることです。

 

これはお互い様で、このような見方をする人達が結ばれると一見相性が良さそうに思いますが実は最悪なのです。

 

3ヶ月もするとあまりにも気が合わなくて、この決断は失敗だったと後悔します。

しかしその頃にはお腹の中に新しい生命が宿っていて、その関係を継続させるしかないような状況になります。

 

実は相性が合わない相手こそ自分に一番必要な人なのです。

仮に配偶者とは最高の相性だったとしても、姑が最悪の関係だったということも起きます。

なぜそんなことが起きるかというと、それが一番効率的に自分を磨くことができるからです。

 

皆心の奥底では成長を望んでいる

人生が思い通りにいく人を見たことがありません。

ある一時期思い通りにいくことはもちろんあります。

しかし一時期良ければ良いほど、その後に思い通りにならないことが襲ってきます。

 

そして自分の心を磨かざるを得ない状況になって、無理やり成長させられることになるのです。

そうでもしないと人は決して成長することができません。

 

生命が誕生して38億年経つと言いますが、今人類が生き残っているのはそんな向上心の賜物なのです。

 

ぬくぬくしたことが続くと人はたちまち怠惰になり、自分を見失っていきます。

古今東西の優れた文学者が皆、人間の怠惰で自分勝手な様を小説に書き、数百年間読まれ続けてきたことから言ってもそれは人間の本質なのです。

誰も見ていない時の自分の行動を見てもそれは明らかです。

 

好き嫌いの意義

人は木の葉のようにひらひらと外界にさらされ、気が付けば自分の望まない思わぬ方向に進んでしまうこともあります。

 

では自分の本当の方向性を知る手立てはないのでしょうか。

実はそれが好き嫌いなのです。

嫌いな道ではなく好きな道を行くこと。

決して楽な道ではないけれども、それが自分を高めてくれる唯一の道なのです。

 

好きなこととは心の奥底でワクワクすることです。

世間の常識に囚われた表面的な見方ではない、芯の通ったワクワク感。

それを求めて生きることが生命の義務なのです。

 

個性の時代

好き嫌いこそ本当のその人の個性なのです。

子供時代から食べ物の好き嫌いを強制されたり日本人は個性を潰されるのが常でした。

 

しかしその個性こそ人生の中で一番大切なものなのです。

何故かというと人生の原動力になるからです。

 

人は燃料がなければ生きて行くことができません。

その原動力が個性なのです。

個性を心の底から認める生き方、それこそがこれから必要とされる世界なのです。

 

心を発散するときは発散し、受け入れるときは素直になる、これが生命の本質なのでです。

 

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