たった一度の人生だから楽しく生きたいと人はよく言います。
しかし街行く人の表情を見ても幸せそうに歩いている人はほとんどいません。
会社に行くのが苦痛という表情の人もいれば、何かに悩んでいるように見える人もいます。
しかし会社に着くとほとんどの人は楽しそうに見えるように振る舞っているのではないでしょうか。
このギャップは何処から生まれてくるのでしょうか。
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色々な悩み
今の仕事は人間関係が上手くいかなくて辛い、仕事量が膨大でやっていけないなど会社を辞めたい理由はたくさんあります。
結婚にしても気が合わない、相性が悪い、借金があったなど離婚したい理由もたくさんあります。
人生の悩みは人の数ほどあると言って良いでしょう。
何度も繰り返すことには意味がある
過去の人生を振り返った時に、人は幾度となく繰り返してきたことが
あるのではないでしょうか。
それは転職であったり離婚であることもあります。同じような怪我であったり病気であったりすることもあります。
青春時代から10人以上付き合った男性がいたが、皆同じタイプの人ばかりで結婚する気になれなかったと言う50代の独身女性もいます。
それとは逆に転職して見違えるように活気あふれる人になったり、
再婚して幸せになった人ももちろんいます。
また早めに自分に合う異性のタイプに気づき幸せな結婚をした人もたくさんいます。
これらの違いはいったい何なのでしょうか。
納得するということ
心を切り替えて新しいことに向かい変化できる人と、同じ過ちを何回も繰り返す人の違いはどこにあるのでしょうか。
それは物事を本当に受け入れて納得するかしないかによるのです。
そのことを本当に受け入れて消化した時に、人生は次の違った場面に変化して行くのです。
本当に受け入れて納得するとは、一言で言うと行ってきたことに後悔しないということです。
自分のやってきたことはただ偶然にそうなった訳ではなく、そうならざるを得なかったことがあったのだと納得することが一番重要なのです。
そのことがあったから気づけたという経験は誰にでもあることだと思いますが、生きるということは色々なことに気づき成長していくものだと割り切るのです。
そのように割り切ることができると、行ってきたことに未練が残りませんから次々と人生が変化していくことができるのです。
その変化した場面は常に以前より良くなることばかりではありませんが、それを心から納得するとまた次の場面に流れて行くことになるのです。
逆に毎日の生活が同じことの繰り返しで飽き飽きして苦痛だと言う人は、今の生活に後悔していたり、自分の人生はどこで狂ってしまったのだろうと納得できていないのでそれがずっと続くことになるのです。
何も大きな目標をかかげて自分の人生と変えなくても、この納得感さえ自分の物にできるのなら、人生は波乗りのように変化し続けて行くことができるのです。
変化できる幸せ
このように次々と人生が変化できることは、実は本当に幸せなことなのです。
これとは逆に何らかの事情で転職や離婚ができない人は本当に不幸な人と言えるのではないでしょうか。
勘違いしてほしくないのは無理に転職をしたり離婚をすれということではありません。
その場面が楽しければ全く場面を変える必要はないのです。
楽しく納得して生きていると、変わる必要があることは次々に起こってきます。
これが本当に生きるということなのです。
幸せ感の本質
人はどんな幸せな場面にいても永遠に幸せを感じ続けることはできません。
たとえば自分が理想とするIT企業に入り夢のような一時期を過ごすことはできても、数年もすると同じ毎日に嫌気がさし辛い日々になっていくのです。
南の島の楽園でぼっとするのが最高幸せだと今思っていても、実際夢が叶うと2週間で嫌になるでしょう。
変化あふれた楽しい人生にするために
変化できることは、たとえどんなことであっても不幸ではないと思います。
今あることに固執して変化しないことほど辛いものはないのです。
たとえ嫌な職場であっても見方を変えて、この苦しみが自分の修行になり将来重役になるために必要なことだと自分が心から納得すれば、そう思うだけで同じ職場にいても見える場面が変わっていくということです。
転職のように物理的な場所を変えなくても、自分の行いに心から納得すると、普通だった日常が変わり始めるのです。
たとえば日本が嫌になり海外移住したところで、必ず移住したところが嫌になる時が来るものです。
そして日本に戻ってもまた日本が嫌になる。
人は飽きやすいものなのです。
そうであれば場所を変えずに心の変化だけでも楽しい人生にすることができるということです。
変化をただ楽しめば良いということです。
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