人はよく自分のことは自分が一番よく知っていると言います。
また、自分を知ることは難しいとも言います。
自分が何者で、自分はどのような立ち位置にいるか分かる方法はあるのでしょうか。
スポンサーリンク
鏡の法則
世の中に鏡がないと、自分の顔を見ることもできないし、自分がどのように他人から見られてるかも想像できません。
しかし鏡があることで、他人からこのように思われているのではないかと想像がつきます。
鏡は自分を客観的に見るために一番適した道具かもしれません。
しかし、皆さんも経験があると思いますがその日の体調などによっても、鏡に映る自分の姿は違って見えるのです。
きれいに化粧しても、苛立ったりしていると意地の悪い別人のように見えることもあるし、自分の心によって不思議と鏡に映る自分が違って見えるのです。
鏡は心を映すなどと昔から言いますが、その通りではないでしょうか。
自分を受け入れることの重要性
学校であっても職業であっても、常に自分はここにいるような人間でないと今の現状に満足しない人がいます。
今の自分は本当の自分ではなく。将来はもっと自分に合ったワクワクした自分らしい素晴らしい仕事が見つかると頑なに信じているのです。
恋愛や結婚でも同じことが言えます。
今付き合っている人は仮の人で、将来もっと心から信じあえる人が必ず現れるからそれまでは仮の自分を生きるというものです。
共通していることは、今という現実をないがしろにして無駄な時間にしてしまっていることです。
今という現実を夢のような幻想化しているといえます。
本当の素晴らしい現実は将来必ず来ると信じて、今という現実を無駄にしてしまうのです。
このような生き方は本当に時間を無駄にしてしまい、将来必ず後悔します。
仕事であれ恋愛であれ、時間ばかりが無駄に過ぎていき気付いたときはもう退職する時期になったり、適齢期がとっくに過ぎてしまうのです。
今の自分を本当の自分ではなく、将来何か素晴らしいことが起こるという考え方は、シンデレラ症候群とも言い、将来白馬に乗った王子様が必ず迎えに来ると頑なに信じている状態に似ています。
坐禅・ヨガ・マインドフルネスなどを行っていると気づくのですが、人生は今という一瞬しかなく過去も未来も実は存在しないことを学びます。
一言でいうと、自分を受け入れて生きていけるということです。
本当の自分を見る方法
一番簡単に自分の状態を知る方法があります。
自分がどんな人間でどんなことをしようとしているかを知るためには、今自分がいる現状を見ることです。
今どのような職場にいるか周りを見てください。
今付き合っている異性はどんな人かじっくり見つめてください。
類は友を呼ぶと昔から言いますが、自分と同じ波動の職場にしか存在することはできないし、自分と同じ波動の異性としか出会うことが出来ないことに気付くことです。
もし今の職場が絶望的であったり、付き合ってる異性が思いとかけ離れているのであれば、間違いなく今この瞬間を生き切っていない証拠になるのです。
スポンサーリンク
