物への欲求があなたを支配する

なぜ人は必要でもない高価なものを欲するのでしょうか。

それが本当に必要なものでない場合、ただ他の人に認められたい見栄のためだということがよくあります。

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SNSの幻想

数年前にミニマリストという生き方が話題になりました。

しかしその反面、最近はITとかブログ、ユーチューブなどで以前のような血の滲むような努力をしなくでも大金を稼ぐような人が出てきました。

 

そんな人の中には高級外車を買ったとか数百万円の腕時計を買っただの、すぐブログなどにのせて世間に自慢するするような人もたくさんいます。

本人は自分のことを世間が認めてくれるとでも思って書いているのでしょうが、そんな自慢話ははたから見ても気持ち良いものではありません。

 

本当に必要なもの

何か物が欲しいという欲求は、人の人生を支配します。

高級な家や家具は、あなたを一つの場所に縛り付けます。

交通事故などから自分の身を守るために安全な高級車に乗るのであれば良いのですが、他者の優越感を感じたいために乗るのであればそれは自分のどこかに劣等感を持っていることの表れなのです。

 

自分自身を認められないから他のものに依存して、その穴埋めをすることを人はよく行います。

 

異性に対しても同じことが言えます。

自分の容姿に自身がなく劣等感を持っている人は、中身はどうであれ外見の良い異性を好みます。

逆に自分の容姿に自信満々の人は心の部分で相手を判断するのです。

 

このようにどうしようもなく惹かれる人や物によって、自分を客観的に見ることができるのです。

 

本当の価値

本当に心から裕福な人は、たとえ高級自動車、高級腕時計などを持っていても決して人前でそれを自慢するようなことはありません。

むしろそれを隠し密かに自分一人で楽しむことに魅力を感じたりするものです。

 

異性にしても同じことです。

本当に自分に合った魅力的な伴侶であれば、見栄を張って大きな結婚式を挙げることもないし、ひっそりと二人だけの時間を持てればそれで満足なのです。

 

人の欲望には際限がありません。

物にこだわってしまうとそれを買うためにもっと稼がなけらばならないという焦りを生みます。

所有物はあなたの人生を決して豊かにはしてくれません。

物にこだわることはむしろ牢獄に閉じ込めようとする罠であることの方が多いのです。

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