どんな幸せそうに見える人生にも必ず闇はあります。
幸せなだけの人生はありえないのです。
いや幸せそうに装っている人ほど闇はより深いのではないでしょうか。
人生が苦しい時にこそ、その人の真価が現れるものです。
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人生の荒波
いじめられる、異性にふられる、仕事が上手くいかない、なぜ自分が認められないであいつばかりなのかなど、人生には理不尽なことがたくさんあります。
社会に出てからは楽しいこともたくさんありますが、特に職場の責任が大きくなってくる中年以降は苦労の連続といってよいでしょう。
若い頃に可愛がっていた自分の後輩が昇進して自分より偉くなったなど、仕事の内容ばかりでなく対人関係の苦しみも押し寄せてきます。
同期で入った仲間よりだんぜん自分は仕事が出来るのに、なぜか自分だけが出世街道からはずれてしまうということもよくあることです。
仕事だけではなく、なぜあの人は自分より容姿が劣るのにあんなに持てるのだろう、なぜ自分より足が短く不細工なのにあんなに綺麗な嫁さんがあいつに当たるんだろうなど、ひがみもあり苦しみの連続になることもあります。
学生時代は気が合わない相手がいても避けて付き合わないことができました。
しかし働き出すと、どんなに気が合わない上司、部下、同僚がいても付き合わないわけにはいかないのです。
直属の上司と気が合わなければ最悪で、数年間は毎日胃を荒らすことになったりします。
そんな時どう考えていけば良いのでしょうか。
乗り越える試練
人生は8割が苦しいことで、その合間に2割くらいの幸せな時間があると考えた方が良いです。
最近はSNSなどが盛んになり、IT関連で大儲けして自分の自慢話を表現する風潮が強いですが、そんな人の幸せな時間も長続きすることはほとんどありません。
以前は事業を起こして継続できるのは30年が限界といわれてきましたが、今は10年継続できる会社は5パーセントに満たないといわれています。
サラリーマンが嫌になり自分で好きな商売を始めたとしても、職場で味わった苦しみとは違った内容の試練は必ずやってきます。
それはスポーツの世界でも芸術の世界でも芸能界でも皆同じなのです。
人は皆苦しみの世界に生きていくことになるのです。
そんな人生を2500年前の仏陀は忍土と表現しました。
耐え抜くのは早い方が良い
どんなことをしても必ず試練があると割り切ってしまえば、もう人生に怖いものはありません。
そしてその試練を避けて生きて行くと、歳とともに気力体力は失われるので耐え抜く辛さは増す一方になるのです。
苦労を一度耐え抜けば不思議と同じ苦労は降りかかってこなくなるものです。
そうであれば大きな苦労を早めに乗り越えるのが一番楽なのです。
人生は早め早めに苦労をした方が勝ちですよ。
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