ロシアによるウクライナの侵攻から二ヶ月間以上経過しました。
マリウポリにある製鉄所に退避していた一般市民の避難が始まったのはウクライナにとっては最高の良報になっています。
しかしこのことが今後起こるであろう悲惨な大戦の始まりだと自覚している人は少ないのではないでしょうか。
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このまま戦いが収束することはありえない
最近のロシアの動きは鈍化しているように見えます。
報道などを見ていても長期化するとか、ロシアは軍隊を移動させて新たな戦術を考えているなどのんびりしたことを報道する傾向もあります。
しかし私は今の鈍化した状況は次に来る大惨事の序章と考えています。
ロシアはこの一旦平穏になる間を作りだして、ウクライナを油断させて次の作戦を熟考している最中なのです。
次の作戦とは化学・生物兵器、そして核攻撃です。
プーチンの立場
プーチンはこの侵攻の初めに、一週間もウクライナを脅せば簡単に降伏すると考えていました。
しかし内部の幹部の甘い予測と、世界的な思いもよらない報道、一般市民の反発、他国のウクライナへの軍事援助によりプーチンは想定を超えた精神的な打撃を受けています。
戦争犯罪の証拠も暴露され、プーチンはロシアが敗戦したら自分が処刑される可能性が非常に高いと感じているはずです。
そうなると窮鼠猫を噛むの言葉通り、何をやってでも自分が助かりたいと思うようになります。
どんな時代でも敗戦を認めることは至難の業
いつの時代であっても、一国の最高責任者は敗戦を認めることはありません。
それは敗戦イコール責任者の死だからです。
どうせ死ぬんだったらできるだけ多くの犠牲もいとわず、できるだけやってそれでもだめなら自決すると考えるはずです。
そうなると、皆考えることは同じで、ありとあらゆる戦争犯罪を犯してでも自分の命を守りたいと考えます。
それが化学・生物兵器、そして核攻撃によるウクライナへの反撃になるのです。
それでもだめなら更に広範囲にヨーロッパ全土に広げていくというのが、我を持った人間の終着点なのです。
歴史は繰り返すといいますが、第一次、二次大戦が始まった時と今は同じ状況なのです。
瞑想からみた現代社会の闇
2020年春から世界的なコロナによるパンデミックが始まり、それと同時に各国の経済的な利害関係による衝突が激化しています。
この根底には個々人の我先に、我だけ、自分がすべてという、究極な我主義の積み重なった結果が国家になっただけなのです。
マスクをするかしないかでデモにまで発展するような恐ろしい民主主義という言葉で覆い隠された個人主義の塊が、今のほとんどの人類なのです。
実はプーチンの心を誰もが持っているのです。
そして仏の心も誰しもが持っています。
問題はその比率がどうなのかなのです。
完全な悪人もいないし、完全な善人もいないことを忘れてはいけないのです。
新しい心の時代の幕開け
どんなことであっても、大変化する前には必ず大きな事象が起こります。
たとえば個人が変わるときも同じことです。
ガンなどの大きな病気になって、人生の見方が180度変わったという人は多くいます。
ガンになって良かったという人もたくさんいます。
これは一見マイナスに見えることであっても、実はそのことがなければ気づかないことが世の中にはたくさんあるということです。
地球もそのとおりなのです。
今回は多くの犠牲が伴う大惨事ではありますが、地球とか宇宙という大きな側面から見た場合、人類にとっては避けられない気づきの場面を提示してくれているのです。
未来から見たとき、地球にとってコロナとかロシアのウクライナ侵攻は必然だったと気づく時が必ず来るでしょう。
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