人は幸せの中にいると幸せは感じられない。
しかし不幸の中にいても幸せは感じられる。
幸と不幸、快感と苦痛、喜びと悲しみなどの感情は常に変化し変わっていくものです。
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目標達成の喜びははかない
大学入試、就職試験、昇進、結婚などにおいて人は様々な目標を持って立ち向かおうとする。
少しでも就職に有利になるように良い学校に入るために努力する。
職場の昇進にしても結婚にしてもより良い生活ができるように人は努力する。
その夢が叶ったらどんなにか幸せなのだろうかと想像して人は突き進むのである。
しかしどうだろう、その夢が叶ったとしてもほんの束の間の幸せを感じるだけで色あせてしまうのである。
結婚にしても長年憧れだった人と結婚することができたら、好きな人であればあるほど夢は膨らみ一生涯幸せに暮らしていけるものと錯覚してしまう。
しかしそんな人も結婚し半年もすると以前の幸せな感情も消え失せて、憎しみに変わったりするものです。
職場で管理職になると幸せだと思う人も多いでしょう。
しかし給料は少し上がるかもしれないが責任が重くのしかかり、心配事が絶えなくなりいつも心が晴れなかったりします。
喜びはほんの束の間だけなのです。
コロナパンデミックで気づくこと
21世紀になりITが発達して、人はそれ程働かなくても暮らしていけるような錯覚を持った人も多いのではないでしょうか。
マスコミではコンピューター社会の良い面ばかり騒ぎ立て、ガンなどの病気もITにより克服されるような勢いで報道されていました。
ここ数十年はいわゆる幸福な時代だったのです。
しかしどうでしょうか、喜び・幸せも長続きせず世界はコロナパンデミックのどん底の暗黒世界に今いるのです。
今や世界で250万人が新型コロナウイルスで亡くなっています。
これは第3次世界大戦が世界中で起こってると同じことなのです。
まさに世界は糾える縄のごとしで良いことと悪いことが交互に起こっているのです。
これは決して今だけの話ではなく、過去何千年も前から同じことが世界では繰り返されているのです。
結局、人は何か苦しい事案がないと生きている喜びを感じられない生き物であり、その喜びを感じたいがために不幸を作っているということなのです。
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