新型コロナが発生してから早くも2年が経ちました。
100年に一度起きるような世界的なパンデミックを経験した中で、人々の考え方も急速に変化しています。
【SPONSORED LINK】
高度成長時代
戦後の日本を考えた時に、時代は大きく三つに区分できます。
第一は1960年頃から始まった高度成長時代。
戦後の混乱から回復して、人々が経済という魔法の道具に気付き始め、一生懸命に努力したらするだけ経済的に裕福になり幸せになれると皆考えていた時代です。
人々は朝から深夜まで働き、エコノミックアニマルと世界の人々から異常な目で見られました。
東京23区の土地代金でアメリカ全土の土地が買えると言われるほど経済が発展し、円高となり世界を一世風靡したのもこの頃です。
日本の企業がアメリカの象徴であるニューヨークのエンパイアステートビルを買収して、アメリカ人のひんしゅくを買ったこともありました。
日本中の人が経済の発展に酔い、お金があれば幸せも含めて何でも手に入ると酔いしれたのもこの時期でした。
暗黒の時代の始まり
そんなクレージーな経済最優先の時代も長くは続かず、1991年にバブルがはじけて高度成長時代に一世風靡したバブル企業はほとんど姿を消しました。
大きいところでは山一證券、北海道拓殖銀行が倒産して世間を恐怖に陥れたものでした。
日本中がおごれるものは久しからずと言う言葉を思い知った時代でもありました。
バブルが弾け就職氷河期が起こり、人々のどうしょうもない無力感が出始めたのもこの頃でした。
世界を見ると、この頃からウィンドウズなどのパソコンOSが出てきて、各家庭にパソコンが普及しIT革命が始まったのです。
欲望の時代
IT革命が起こり世界では裕福になる人も爆発的に増えた反面、貧富の格差が大きくなってきたのもこの頃からです。
富んでる人はさらに富、貧しい人はさらに貧しくなるという現象が起こっています。
やり場のない人々が世界中で大量殺人事件を起こしています。
日本でも例外ではなく、アニメ会社の放火殺人、病院のみちずれ大量殺人事件など頻繁に起こるようになりました。
また天変地異が異常に頻繁に起こるようになりました。
世界では竜巻、台風、洪水、寒波、高温、地震などにより史上最高の被害という言葉が頻繁に言われています。
今日もトンガで火山の大噴火が起こり、日本にも津波が押し寄せて被害をもたらしています。
100年に一度のパンデミックと自然災害の天変地異が重なり、またアメリカ、中国、ロシア、中東など各国の欲望がぶつかり合い世界戦争が起こっても不思議ではない状況が続いているのです。
これは第一次世界大戦が起きた世界状況と非常に似ています。
経済最優先の時代の終焉
ここ100年間、全ては経済という名のお金で世界は回ってきたのではないでしょうか。
今はアメリカのGAFAと言われる企業に富が集中して、世界中の経済がおかしくなっています。
昔から世の中が乱れると天変地異が起こると言われていますが、まさに今がその時期なのです。
新型コロナの死者は世界でまもなく600万人になるといいます。
自分は特定の宗教があるわけではありませんが、ノアの箱舟などのように世界が滅びることが今起きても決して不思議ではないと感じます。
それは人間が欲望を持ち過ぎたことによる天罰ではないでしょうか。
異常な事件、天変地異などがこれから頻発して世界が滅びないことを祈ることしかできませんが、、、
スポンサーリンク