幸せの形!今ある普通に感謝

自分は途上国を含めて20カ国以上の国に

行っていますが、治安の良さ、経済力、

医療機関の充実と安さ、少ない格差、

水空気の環境などトータルで言うと、

日本は間違いなく世界一だと思います。

 

その日本の人々が先進国の中で一番幸福感を

持ってないと言う。

毎日幸せだと思って暮らしている人は

日本人の8%しかいないといいます。

 

世界で一番トータル的な環境が良い

日本という国が、世界で一番幸福感がないのは

なぜなのでしょうか。

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本当の幸福感

数十年前まで人は結核で

いつ亡くなるか分からなかったし、

戦争でいつ死んでもおかしくなかった。

 

もともと人間は幸せな生き物ではなく、

人生もはかなくいつ散っても不思議でない

そんなものだったのです。

 

そんな時代を、人は何千年も生きてきたのです。

そんな時代は何事もなく平穏でありさえすれば

特別の楽しみがなくても皆幸せだったのです。

今食べるものがあり、

今夜安らかに眠ることができれば、

それ以上のことは何もいらない。

どんな動物でもそんなことが

生きてる中で最高の贅沢なのです。

 

幸せを求めると不幸になる

 そんな風に長年生きてきた人間が、

経済的な発展や医療の進歩により

何でも手に入れることができるようになりました。

 

IT.AIなどが発達して健康や時間さえも

お金で買うことができ、

一見不可能なことは無いかと錯覚するような時代に、

数十年で変革してしまったのです。

 

こんな時代になると、

ただ平穏に生きていることだけでは

決して幸せを感じることができません。

昨日よりは今日の方がより便利に

快適に生きることができなければ不愉快になり、

今日よりも明日の方が全ての面で

進歩していなければ許せない。

そんな時代に幸福感を持つことはできるのでしょうか。

どんなことでも頂上に上がれば

必ず降りなければならない時期が来るのです。

 

本当の幸せ

ご飯を美味しく食べることができて、

普通に排泄することができ、

普通に息をすることができる、

疲れたら眠ることができ、

暖かい服も着ることができる。

 

健康な人は何だそんなことかと

当たり前すぎて笑うかもしれない。

 

しかし病気で苦しんでいる人は、

ご飯を食べて排泄もでき、

夜になったら安らかに眠ることが

できるということがどれほど素晴らしいことか

分かっています。

 

今ある穏やかで平穏な日々を、

どれほど過去の人達が待ち望んでいたことかに

想いを馳せてみるのも、平成最後の新春に

ふさわしいのではないでしょうか。

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