年齢、性別、学校、職歴、独身、既婚などにより
人は一瞬にして人にレッテルを貼ってしまうものです。
自分の立場より低いと見ると、
意識しないにも関わらず優越感を感じてしまい、
高いと判断すると嫉妬の思いにかられるのが人間です。
なぜ人の優劣を決めつけてしまうのでしょうか。
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自己防衛反応
あの人は危険だから危ない、
騙されるかもしれないなど、
人は子供時代から自分の身の安全を守るために
常に一瞬で人を見分ける能力を磨いてきました。
これは自己防衛反応で、
動物であればそれがなければ生き残ることは
難しいでしょう。
人が生きて行く中で自然と身に付けた
処世術といえるでしょう。
自我という思い
人には自我があり、
周りに気に入られようとする気持ちが働いて、
他者を思いやるふりをすることもあります。
しかし最終的には自分が一番可愛いと
思ってしまいます。
そして自分が幸福感を得るために、
幸せになるように生きようと決意するのです。
本当の幸せに気づく時
ある程度の年齢になると、
人は他者のために尽くしたり喜んでもらうことが
自分の一番の生き甲斐になってくるものです。
それはなぜかというと、
自分の利益の事ばかりを中心に考えても
決して幸福感が得られないことに気づくからです。
そして最終的には、
自分と時間を共有した他者に楽しんでもらえて、
出会って良かったと思われることに
一番の幸せと感じるのです。
高いお金を払い海外旅行に行ったり、
豪華な宝石を身につけたとしても
一瞬の喜びは感じられるかもしれませんが、
そんなことはすぐに消え去ってしまいます。
また自分が望んだ通りの出世をしたり、
玉の輿の結婚をしてもすぐに幸福感は無くなります。
それは何故かというと、
自分の為だけにしていることだからです。
実は自分を楽しませよう、
幸福になろうと思えば思うほど
人は幸せから遠ざかってしまうのです。
そう思うほど自分中心の度合いが高くなり、
人を思いやる心が少なくなるからです。
もし自分の夢を叶えたけれども
どうしても幸福感を得られないと思う人は、
自分の為だけにやって来たことではなかったかと
振り返ってみることです。
人が本当に幸福を感じ取れるのは、
人の為になっていると感じた時なのです。
このことに気づいた時、
人は本当の幸せを手に入れることができるのです。
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