社会って何だろう!心の時代へ

勝ち続けることを求められる社会。
成長し続けることを求められる社会。
幸せを追い求める社会。
健康を求め続ける社会
前にいる車を追い抜きたくなる社会
上げれば切りがありませんが、常に上昇していなければ満足できないのが今の社会の病気ではないでしょうか。
終わりはないのでしょうか。
終わりがないことほど辛いものは無いはずです。
社会から外れてしまった人の救いは何処にあるのですか。

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社会の成り立ち

社会とは人が集まって生活を営むその集団と定義できます。
古代から人が集まると必ず生活を営む集団が形成されます。
集団を作った方が効率的に食料の確保ができるし、外敵からの防御にもなります。
それは人間の本能ともいえるでしょう。
その集団は、ある時は助け合いまたあるときは殺し合うなど、その時の状況によって集団の本質は変わってきます。

 

現在の日本

現在の日本は第二次世界大戦終結後から全てが始まったと言えるでしょう。
戦後はほとんどすべてのことが白紙に戻されて、皆一直線の状態からスタートしたのです。


そんな中で、世界的にも類を見ない高度経済成長を成し遂げて、たかだか50年程度でその成長も止まり今では国民一人当たりの所得は後進国並みに落ちぶれています。
そんな中で更に成長、発展と言われても出来るわけがありません。
過去の歴史から見ても、一度頂点を極めた国家が再び返り咲いた事例はほとんどありません。

 

経済から文化へ

日本の高度成長期には経済が全てを支配していました。
その当時日本は、他国からエコノミックアニマルと言われるくらいにマネーに固執していたのです。
経済最優先の発展をしてきたので、文化的なことはほとんど成長しないままに現在に至っています。


ヨーロッパなどの芸術文化は揺るぎない強さを持っています。
経済なんてどうでも良いと言わんばかりに文化を大事にする風土ができあがっています。


過去の日本では平安時代から江戸時代にかけては、ヨーロッパに負けないくらいの芸術文化が花咲いた時代がありました。
経済も大事なことではありますが、まだまだ日本の生活レベルは世界的に見ても高いのです。
昔花咲いた芸術文化をもう一度復興させる良い時期ではないでしょうか。

文芸復興の時代

日本は世界に類を見ない独自の芸術を発展させてきました。
歌舞伎、能、浄瑠璃など数百年以上続いているものもたくさんあります。
葛飾北斎に代表される浮世絵のように未だに世界に影響している芸術もたくさんあります。
以前の日本は芸術天国だったのです。
今こそそれを復興させて花開かす時が来たのではないでしょうか。
社会には間違いなく芸術文化が不可欠なのです。


そのためには、子供時代から音楽、絵画、工作などのカリキュラムを多く取り入れて、基礎的な部分からの復興が欠かせません。
幼少の頃から英語教育だのコンピュータープログラムだのに躍起になっていたのでは、決して心豊かな国家にはなれないのではないでしょうか。


百年先の日本の本当の文芸復興をめざし立ち上がってほしいものです。

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