新型コロナウイルスが日本に蔓延し始めて早くも1年になります。
世界中の誰もが1年前とは全く違う生活を送っています。
まだ一度も大学の敷地に入ったことのない大学の新入生もいます。
飲食店や旅行業界などでは、緊急事態宣言などにより大打撃を受けて廃業する業種も増えています。
コロナによる生活苦・うつ状態などで自殺する人も大幅に増えているといいます。
これからどうなっていくのかは誰も分からないでしょう。
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世界の見方は2分している
今投資ブームが起きているといいます。
アメリカの平均株価は過去最高値を毎日更新しています。
日本の株式も30年前の最高値を上回り平均株価は3万円を超えようとしています。
ビットコインなどの仮想通貨も昨年夏から急上昇し異常な値動きになっています。
株どころか北海道ニセコ町では世界中の投資家がマンション建設などで莫大なお金を投資していて、一部屋3億円のマンションでも飛ぶように売れているといいます。
世界中がゼロ金利政策などにより金余りとなり、個人もコロナの助成金などをもらいレジャーなどでの使い道がないために投資に向いているといいます。
一方で飲食・接待などの非正規社員は大幅にカットされて食べることにも事欠く人が急増しています。
非正規社員だけでなく、昔から変わっていない構造の産業社員はバタバタ首を切られてるといいます。
貧富の差は広がっている
投資は一言でいえば金余りの結果だし、失業などの首切りは金欠の現れなのです。
このように日本だけではなく世界中に貧富の差が広がっているのです。
これがなぜ起こるのかというと、未来を信じられるか信じられないかの差なのです。
投資家は数年後には絶対コロナは収まり、以前と変わらない日常に戻ることを完全に信じて投資をし、失業者を出す会社はもう元の時代には戻らないことを信じて会社を縮小したりたたんでしまうのです。
また新宿・銀座などの料理店は賃貸料が高く、以前は借りることが出来なかった人達が、コロナ禍の中で賃料が安くなり念願の店が持てたという若者も一方にはいるのです。
ポシティブシンキングかネガティブシンキングかの差なのです。
どちらが正解かは今のところ全く分かりません。
ただ今言えることは、何も考えないで今の時代を見過ごしている人達は何も変わらないということです。
世界は異常に向かっている
1990年頃日本は経済バブルに酔いしれていました。
民間企業も公務員も小さい会社も飲食業も昨日より今日、今日より明日が必ず良くなると信じて疑う人は誰もいませんでした。
株式投資、不動産ころがし、銀行、デパート、商事、旅行業、キャバクラ、ディスコ等何でも買えば儲かるやれば儲かると失敗零のような世の中でした。
しかし誰も疑わなかったそんなバブルもあっという間に弾けたのは間違いのない事実なのです。
世界に目を向ければ100年前はスペイン風邪が流行り世界で数千万人が死んだと言われています。
そんな中で第一次世界大戦が勃発してその後、誰もが歴史で学んだ世界大恐慌が起こるのです。
歴史背景が今と100年前は非常に似ているのです。
最近中国が異常だといわれています。
香港問題、台湾との関係、異常なまでの東シナ海に対する執着等上げれば切りがないほど世界を騒がせています。
ミヤンマーの軍事クーデター、ロシアでのナワリヌイ氏の釈放を求める抗議デモ等世界中が混乱し始めています。
トランプのアメリカが終わり新政権になりましたが、どこかの国が戦争を何時起こしても不思議ではない時代に突入しているのです。
過去を見るとドイツのベルリンの壁崩壊、共産革命など瞬時に勃発しています。
これから向かうべき世界
1年前まで、新型コロナウイルスによるパンデミックが世界に起こることを予想していた人は誰一人いません。
もうすぐ10年になる東日本大震災で、20メートルを超える大津波が来て原発事故が起こることも誰一人想像すらしていませんでした。
そうなのです、世界は全く想像していない事が今日夕方に起こるかもしれないのです。
地震大国の日本では東日本大震災の大きな余震、東南海地震がいつ起こっても不思議ではない周期に入っています。
今日又東北に大地震が起こり、明日に東南海地震が起こり日本の三分の一が崩壊しましたとニュースになっても決して不思議ではないことを忘れてはいけないのです。
今の時代に必要なこと
実は、世界はいつの時代も「まさか」なのです。
平安時代だって江戸時代だって明治時代だっていつの時代も想像もしていなかったことの連続だったのです。
昭和だって平成だってそうだったのです。
世界大戦、バブル崩壊、株大暴落、大地震、原発事故、IT革命、パンデミック等10年として平穏無事だったことはないのです。
世界は波乱に満ちているのです、いつの時代も。
世界は波乱だらけなので数千年前から瞑想、坐禅、ヨガなどの心の平静を保つ行が存在していたのです。
この世の中に必要なのは心の平穏しかないと昔から知っていたのです。
そして何が起ころうと気丈に生きるしかないとも。
今こそもう一度、心というものを考え直す時なのです。
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