新型コロナウイルスが発生してから早くも1年半になろうとしています。
世界中で数百万人が亡くなり悲惨極まりない事態になっています。
もちろん100年に一度の大変な惨事には間違いありません。
誰でも早く収束してほしいと願うのは間違いのないことです。
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異常な世界
私は旅好きで2018年には日本の西半分を周遊しました。
最西端は石垣島・宮古島から東は関西まで数十日をかけて旅をしました。
リュック一つで飛行機・電車を乗り継ぎ宿泊は主にビジネスホテルです。
そんな旅で驚いたのは旅行バブルだったからです。
宿泊するホテルが見つからないのです。
特に金曜日から週末にかけては、1週間前から探してもなかなか空いているところがありません。
空いていてもバカ高いのです。
1泊4000円くらいのひなびた安宿が週末になると1万5000円もするのです。
これは世界的な旅行ブームで、特に中国人の旅行者が大量に日本に来ていたために、乗り物もそうですがホテル関係は常に満杯状態だったのです。
特に石垣島などでは、国際線が台湾などから直通で入ってくるため中華系に人であふれていました。
古びた部屋の掃除もされてないような安宿に1万円払った時にはさすがに腹が立ったものです。
時代は変わる
コロナ禍の今はどうでしょうか。
1泊1万5000円もするような高級ホテルが4000円も出せば泊まれてしまいます。
これは日本中どこに行っても安く泊まれますし、特に都会では格安です。
飛行機運賃も北海道から大阪往復で9000円も出せば乗れてしまうのです。
本当に数年で旅行業界もガラッと変わってしまいました。
これが人生というものなのではないでしょうか。
数年枚まで有頂天だった業界がバブルが弾けて失墜する。
これは時代が変わっても数百年前からこんなことの繰り返しだったのだと思います。
おごり高ぶることなかれ、時代は変わる
昔の人は良い事を言ったものです。
盛者必衰・人生はあざなえる縄のごとく、などの言葉はまさに現在でもはっきり当てはまります。
10年前まで高根の花だった銀行業界も今は衰退するばかりだし、外食産業・夜の飲食業界もコロナに持ちこたえることができるのはほんの一握りです。
今は隆盛を極めているIT・AI産業なども何時かは衰退する時が来ることを頭に入れとかなければなりません。
恐るべし時代の変化です。
見方を変えると定期的に世の中は上がったものは落とされて、下がったものが上がっていくということです。
長い目で見るとプラマイゼロです。
今回のコロナがその一端を担ったことは間違いのないことです。
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