あの時描いた夢の世界にいるけど虚しいのはなぜなのだろう

人は皆夢を持っています。

どんなに裕福な人でもどんなに貧しい人でも等しく夢を持っています。

その夢は人それぞれ違うし夢に向かう強さも人それぞれです。

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際限ない欲望

 

たとえその夢が叶ったとしても、数ヶ月はその喜びに浸ることができますがすぐに普通の状況に戻ります。

夢が叶った時の喜びも薄らぎ、また何か虚しさが湧き上がってくるのです。人の欲望は際限なく続いていくのです。

もっと夢が叶った時の喜びが欲しいと。

 

今を楽しめない不幸

 

夢を叶えること、幸せな人生を送ることに目標を持ってしまうと、実はいつまでも満足した人生を送ることはできません。

それは今を生きられないからです。

夢を叶えても次から次へと欲望が高くなるからです。

幸福感とは今この瞬間しか感じることができない感覚なのです。

それを未来に求めてしまうといつまで経っても目の前のニンジンを追いかける馬のように、終わりがないのです。

幸福感は未来の夢を感じる力を持っていないのです。

感覚はあくまでも今この瞬間にしか作用しない力で、それを過去未来に広がりを持たせるから皆幸せになれないのです。

 

人生は今この瞬間が全て

 

人間以外の動物は思考できないと言われています。

思考ができないと今この瞬間にしか生きることができません。したがって悩みも苦しみもありません。

カラスやカモメが悩むことはありません。

ただ餌がなくて困ったり本能的な苦しみはありますが、今この瞬間の目先のことだけなのです。

人間は思考できるから悩み苦しみがあるのです。

 

あらゆる生物の中で人間だけが思考能力を持っています。

全生物の中で人間が占める割合はおそらく数パーセントにも満たないでしょう。

宇宙的に見た場合人間は極めて特殊な種類の生き物なのです。

 

恐竜などの生存期間に比べれば宇宙で一瞬だけ生きているはかない生命体なのです。

新型コロナウイルスで人類が滅亡したとしても宇宙的に見た場合、取るに足らない瞬間的な時変なのです。

 

地球は実はウイルスの惑星なのです。

地球が生まれてから現在までを一年に例えると、ウイルスが生まれたのは5月頃で人類が生まれたのは12月31日の23時59分59秒であることを忘れてはいけないのです!

決して地球は人類のものではないのです!

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