山登りをする時に、念のために
ほとんど使わない荷物も持っていく事が
多々あります。
登山も長丁場になると、
その余分な荷物がボクシングの
ボディーブローのように
体にずっしり効いてきて
体にダメージを与えます。
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人は不必要な荷物を多く持ちたがる
人生に例えると、必要以上に物を多く持ったり、
自分のチカラ以上に出世を望んだり、
不必要な肩書きを多く持つことです。
また見栄や劣等感から発したエネルギーにより、
必要以上に商売を広げたりすると
必ず思わぬ落とし穴により足を救われたりします。
自分の器以上の物、お金を一時的に持ったとしても
支えきれなくなり必ず破たんするのです。
それらのものを持つと、自分の我欲は
一時的に満たされますが
次から次へと欲望は膨らんでいき際限がありません。
欲望を膨らませている時はまだ良いのですが、
それはいつか必ず失うことも忘れてはいけません。
自分の持ち物が多ければ多いほど
失う時の苦しみは多くなります。
スーツケース2個あれば人は生きていける
普段生活する上で必要不可欠なもの、
例えばバック、衣服、パソコンなどの電気製品など、
スーツケース2個あれば収納できるといいます。
それ以外は全て装飾品となり
無くても生活できるのです。
我々はそれほど不必要な物に囲まれて生活しているのです。
断捨離と世間では流行になっていますが、
本当に必要な良品質のものを持つと
物の大切さも分かるしシンプルな生き方になってきます。
シンプルはベスト
シンプルとは質素ということより、
密度の濃い時間空間を
効率良く生きることができるということです。
荷物が多ければ動きも鈍くなるし、
疲れてしまい効率的に動き回ることができません。
それでは目的地にたどり着く前に
挫折することにもなりかねません。
人生という長い冒険
人生は山あり谷ありの長い長い道を、
自分が決めた重さの荷物を持って歩いていく冒険です。
自分に合った重さの荷物は適度の疲労をもたらし、
壮快な冒険に導いてくれます。
しかし身の丈以上の重い荷物は、
怪我、病気などの長期休暇を余儀なくされて、
不本意な冒険を強いられることになるのです。
しかし今重たい荷物を持っている人でも
少しずつ荷物を減らしていき、
心地よい冒険に変えることはできるのです。
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