今年の初めから連日マスコミでは新型コロナウイルスの話題となっています。
横浜港に停泊していた外国クルーズ船の感染者に話題が世界中で集まっていた時は、日本国内ではさほど緊迫感はありませんでした。
しかし2月の後半から日本国内でも新型コロナウイルス感染者が急増するにつれて緊迫感が増してきました。
オリンピックの延期が決まると日本中は更にコロナ一色になり緊急事態宣言が出されることになりました。
この5ヶ月間で日本人はどのようなストレスにさらされてきたのでしょうか。
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新型コロナウイルスとうつ病
約5ヶ月間、連日テレビ、新聞、インターネットで新型コロナウイルスの報道がされると、もともとうつ病等の精神疾患がある人にとってはより重症化が心配されるところです。
しかし有事と精神疾患を研究している機関の書物によると、有事などの緊急事態が発生した時は、うつ病などの精神疾患患者の症状は軽くなる傾向にあると記されています。
うつ病の人は自分の内面に意識を集中する傾向が強く、戦争などの有事が起こると外部の状況に意識を集中せざるをえなくなり、結果として相対的にうつ症状が軽減されるのです。
この研究は第二次世界大戦当時の古い研究によるものですが、自分の職場で起こった経験と非常に似ています。
精神疾患は変化する
自分が働いている職場でうつ病の人がいました。
年齢は30代半ばで心療内科に通院してうつ病の薬を服用していると公言していました。
20歳代に皆に期待されて、自分の実力以上の仕事をしてしまい過労が溜まっての発病のようでした。
毎日職場には来ていましたが、覇気が無くいつも下を向いて誰とも話をしないような状態が何年も続いていました。
ある時、大事件が起きて職場の存続が危ぶまれるような状態になりました。
数か月間職場はパニック状態になり、何日も徹夜で対応するような状況になりました。
ほとんどの人は長期間続くそんな生活に疲弊して活力が失われていきました。
しかしそのうつ病を発症した人だけは、日に日に元気になりその大事件が収束する数か月後にはすっかりうつ病が治っていたのです。
全てのうつ病患者がこのようになる訳ではありませんが非常に不思議な感じがしたものです。
この職場の同僚は、普段の平凡な生活に幻滅して生きる意欲が喪失していて、大きな事件を体験することによって生きる喜びのようなものを感じたから元気を取り戻したのではないでしょうか。
戦時中に精神疾患者が減るのとよく似てると思います。
新型コロナウイルスで死にたいと思う人
今回の新型コロナウイルスの影響を一番受けるのはサービス業と言われています。
飲食店などで数か月間店を閉めるとなると収入は無いので当然家賃、従業員の給料等は払うことが出来なくなります。
貯蓄があったとしても何か月も店を閉めることになると死活問題になってきます。
すでに飲食店の店主が焼身自殺をしたというニュースも流れてきています。
また学生のアルバイトもほとんどがサービス業であるため収入が得られずに退学せざるを得ない人達も出てきています。
こうなると今後経済的な生活苦での自殺者が急増することが心配されます。
パンデミックは必ず収まる
しかし歴史的なパンデミックの例から見ても必ず感染症は収束します。
数百年前のペストの世界的な大発生、20世紀初頭のスペイン風邪など数年の内に必ず収束しているのです。
第2波・第3波と波が来ては引いて徐々に収束していくのです。
しかし今回のパンデミックは遺伝子工学が爆発的に成長している21世紀に起こっており、ワクチンや治療薬の開発が奇跡的なスピードで行われています。
治療薬も過去の感染症等に開発されたもので効果のあるものが次から次と発表されています。
今年中に収束に向かうと言うアメリカの科学者もいるのです。
科学の力を信じて夢と希望を持って乗り越えようではないですか。
くれぐれも早まったことをしないように祈っています。
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