病気になることの意味!病気は命を最大限伸ばす戦略

最近大学時代の同窓会があり

二十年ぶりに旧友と再会しました。

その中で非常に面白い体験をしたので紹介します。

 

一人はAといいます。

同じ大学を卒業しました。

当時は就職難でなかなか就職が難しかったですが、

日本では知らない人がいない

関西に本社がある会社に就職しました。

 

当初から才能を発揮して

長らく商品開発のトップにいた人ですが、

今は子会社に就職し同じように

商品開発を行っています。

色々な企業秘密があるらしく、

仕事の話は滅多にしませんが

商品開発の面白い話をしてくれました。

 

電化製品などは、あまり長期間使用されると

発火などの重大な事故が起こる可能性があるので、

その前に使えなくなるように

壊れやすい部分をわざと作ることがあるというのです。

 

例えば石油ストーブなどでは重要な部品が先に壊れて、

火災などの危険性が増える前に、

使用できなくするような考え方です。

古い扇風機とか加湿器などから火災になる事件が

過去にたくさん起きてるので、

企業側でも防衛策を取り始めているそうです。

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もう一人の友人Bは、

当時ベンチャービジネスで有名な会社に就職して

世界中を飛び回っていました。

20年間ほど勤め、物足りなくなり数人で起業して

新しい会社を起こしました。

 

会社は順調に業績をあげ

社員も数十人規模になりました。

そんな中で取引先との接待で

毎日のように午前様になり、

睡眠時間も3時間くらいしか取れない日が

数年続いたそうです。

 

それから5年もしないうちに白血病を発症して、

治療に専念するために会社も辞めて

今も定期的に病院に通っています。

当時は健康で身体を壊すとは

夢にも思っていなかったそうです。

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生命力

この二つの話は健康に対する

重要な鍵が隠されています。

我々の命はAが言う石油ストーブと同じように、

生命を脅かす重大な病気になる前に

差し障りのない部分で体調を崩して、

免疫力を最大限に高めてトータルとして

生き延びようとしているのです。

 

Bのように、忙しく生きて

病気になる前段の異常にも気付くことなく、

いきなり大病を患うのが一番生命にとって

やってはいけないことではないでしょうか。

 

生命の奇跡

NHKスペシャルの人体を見たことがありますが、

人の体の内部で起きていることは

何一つ無駄なことはないし、

不必要なことも起こらないのです。

 

病気という一見マイナスに見えることであっても、

人の生命を脅かすものではなく、

命を守るために体内で起こっている好転反応なのです。

それがなければ生命としてとっくに淘汰されて

地球上にいることは許されません。

 

直感力を高める

病気になり病院で診てもらうのは

もちろん良いことです。

しかし高々数百年しか経っていない薬などにより、

この素晴らしい生命の反応を阻害しては

もったいないことです。

 

病気は早い内であれば自分の免疫力で

治すことができます。

病気を早いうちに見つけるのは

自分自身の直感のような力なのです。

しかしいつも忙しない現代の人は

その直感力が働きません。

その直感を育てるためには

瞑想のような自分の心を見つめる訓練が

必要になるのです。

 

動物はそれが分かり、

調子が少しでも悪いと食べないでじっとしています。

 

薬は、人間の身体を修復するための

きっかけを作ることはできますが、

病気そのものを治すことはできません。

 

病気は自分の自己治癒力で治すのです。

現代では病院にはなるべく行かないことが

健康の最高の秘訣なのかもしれません。

 

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