コロナのせいでもあるのか、今年も矢のように過ぎ去り師走を迎えています。
冬になると寒さと日照不足も重なり運動不足になりがちです。
そうなると家に閉じこもりアルコールに手が出やすくなります。
【SPONSORED LINK】
家にこもって飲むのが一番怖い
自分の経験から言って、酒飲みになり始めの頃はとにかく外に出て飲むのが何よりも楽しいものです。
居酒屋で美味しいつまみや魚を食べながらチビチビ飲み、上司の悪口を言い合うほど仲間の一体感もでき楽しいことはありません。
二次会は馴染みの少し可愛い子がいるスナックに行き、カラオケなんかをデエットし踊ったりすると仕事の疲れも吹っ飛ぶものです。
しかしそんな楽しい時もそう長続きはせず、次第に事件を起こしたりします。
仲間と喧嘩をしたり、店で偶然一緒になった人と口論したりとエスカレートしていきます。
その内、飲んでいた時の記憶が飛んでしまい、昨夜はどこの店に行ったのかも覚えていない状態になります。
そうなると大体の人は、何らかの事件を起こしたことさえ思い出せないために非常に不安な日々を過ごすようになっていきます。
朝職場に行っても、昨夜のことが記憶にないため、前夜とは真逆の借りてきた猫のように静かになって他人の話を聞き入ったりします。
何か粗相をしたのではないかと気がきでないのです。
そんな状態が長期になってくると、だんだん外で飲むことが億劫になってきて家で一人飲みをするようになってきます。
そうなると記憶を無くすまで飲んでもそのまま寝ればいいので、徐々に酒の量が増えていくのです。
そうなるとアルコール依存症にまっしぐらに落ちていくことになるのです。
アルコール依存症になりやすい性格
自分の過去の経験から言って、アルコール依存症になりやすい人は孤独な人です。
孤独が好きな性格と言って良いかもしれません。
自分はアルコールに依存する前は、寂しがり屋で孤独になると人が恋しくなり人との交流を求めていたように感じました。
そんな気持ちが仲間との飲み会に走らせていたのです。
そうすることによって自分の孤独が晴れるのだと錯覚していたのです。
しかし自分の心の底をじっくり覗いてみると、1人でいると他人から疎外されているようでいたたまれなかったというのが本音です。
人と一緒にいると気ばかり使うので本当は楽しめない自分がいるのです。
本当の心根は1人でいることが好きなのです。
他人に気を使ってまでして他者と一緒にいることに意味を感じられなかったのです。
そんな思いがチビチビ長時間家飲みするのが一番の楽しみになっていったのです。
そんな心底の孤独好きがアルコール依存症を発症する引き金になっていたのは間違いのないことです。
年末年始は依存症の始まる最も危険な時期
年末年始は忘年会、新年会の季節ですが、今年はコロナの影響でかなり少なくなることが予想されます。
そこで気をつけたいのは家飲みの習慣ができることです。
自分がアルコール依存症になったきっかけは、お正月の自宅での連続飲酒がきっかけでした。
休みは朝から晩まで24時間の連続飲酒が1週間続きました。
3日も連続で飲酒していると内臓も食事をまったく受け付けなくなり、残りの4日はアルコールだけしか取ることができませんでした。
そして胃がすべてを受け付けなくなりアルコールまで吐いてしまいました。
それでもまた飲まないではいられないのです。
それがアルコール依存症というものなのです。
そうなると正月明けの仕事にやっとのことで行くこともできても、ひどいうつ症状で早退してしまいました。
それからは毎日なんとか職場には行くのですが、仕事にも身が入らずに夜酒を飲むことばかり考えていました。
そして休日は朝から24時間連続飲酒です。
こうなると立派なアルコール依存症なのです。
今この瞬間を生ききる
ほんの一杯のつもりがはしご酒と言うように、アルコールが多く入ると制御は難しくなります。
今年は幸いなことかもしれませんが、コロナで世間の忘年会の回数も減っているといいます。
忘年会があったとしても一次会で帰ってきて早く寝ることを心掛けてはどうでしょうか。
それがコロナの感染を減らす一助になれば一石二鳥になるのです。
そして早寝早起きを心がけ、朝の気持ち良い時間に自分の一番やりたい事をやることができれば自分にとっても幸せな気持ちになるのです。
他の動植物のように今この瞬間を生き切ることが一番大切なことなのです。
スポンサーリンク