誰しも人生の中で一時期
最高のスポットライトを浴びる時期があります。
それは学生時代のこともあるし、
30歳代のこともあるし、
年老いた晩年期になることもあります。
なぜそんな時期があるのでしょうか。
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スポットライトが当たる期間は短い
若い時にスポットライトが当たると、
あたかもそれが永遠に続くのではないかと思うほど
人は調子に乗ってしまうものです。
その勢いで生きてしまうと
間もなくスポットライトとは真逆の、
全く陽の当たらないことが
これでもかと襲ってくることはよくあることです。
普通の人では、
はたから見ているとその波が見えづらいものですが、
芸能界などでは顕著に見えてきます。
かなり昔ですが、ピンク○○○○という女性の2人組が
一世を風靡したことがありました。
当時は日本中で知らない人がいないほど
連日テレビに出演していて
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していました。
幼児からお年寄りまでその歌の振り付けに見せられて
大フィーバーしたので記憶している人も多いと思います。
しかしそれもあっという間に終わってしまい、
数年でその姿をテレビで見ることはなくなりました。
後にその二人組が告白していましたが、
スポットライトが当たらなくなってからは、
連日テレビ局を回って仕事を貰えないか飛び回ったけれども
仕事は全く貰えなかったと告白しています。
その後、数十年経った今では
その2人の姿も時折テレビで見る機会がありますが、
当然当時の勢いは全くありません。
なぜこのようなことが起こるのか
数年前に2人のトーク番組があり、
若い頃の勢いがあのまま10年も続いたら
自分たちは本当に狂った人間になっていただろう、
その後仕事が全く入らず苦労した時期があったから
自分たちはまともな人間に戻れたと言う話をしていました。
普通の人生でもそれと同じことが
よく起こっているのです。
どうして俺はこんなに運が悪いのだろうとか、
私はなぜ良い彼氏が出来ないのだろうと嘆いている人は、
なぜスポットライトが当たる時期と
当たらない時期があるのかをよく考えてみることです。
今現在何をやってもうまくいかない人、
体が病気がちな人、病気で苦労している人などは、
是非とも自分がスポットライトが当たった時と同じ生き方、
考え方をしていないか今一度考えてみてはどうでしょうか。
変化の理由
なぜこのような不幸と思われることが起こるのでしょうか。
実はスポットライトが当たっている時期は
誰しも気付かないうちに放漫になり、
おごり高ぶり他者を思う気持ちを忘れてしまいます。
しかしライトが消えた後も
その気持ちは変わらずに生きてしまうのです。
ライトが当たっているときは
周りもはやし立て、勢いで生きることができますが、
消えた時にはその反動もあり
二進も三進もいかなくなるのです。
どうしても自分の生き方を変えないと
生きることが出来ないことに気付き、
自分を変革せざるを得ないのです。
それが苦しみの正体なのです。
心の奥底の願い
人は心の奥底で魂レベルの成長を
切に願っているのではないでしょうか。
不幸と思われる出来事が大きければ大きいほど
魂の成長スピードも早まるのです。
不幸を嘆かないで
必ず自分の糧になると考えることができた時に、
人は一皮も二皮もむけた人間になることができるのです。
それが本当に自分と向き合うということなのです。
そしてまた新たな旅が始まるのです。
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