雄時と雌時!運をつかむ考え方

人生は良いときも悪いときもある!チャンスをつかむ勘を鍛えよう

運の不思議

約600年前に、

観阿弥が人生には雄時と雌時があると言った。

雄時というのは運が良い時という意味で

何をしても上手くいき調子に乗ってる時のことです。

 

雌時というのはその逆で、

運が悪く何をしても上手くいかず

調子が悪いことを言います。

 

観阿弥とは歴史的な能の大家で、

当時の将軍・有力者などに好まれていました。

 

自分の人生を振り返ってみても、

どうしてこんなに不運が立て続けに

起こるのだろうと嘆くこともありました。

 

また何をしても全て調子が良く、

気持ち悪いくらい上手くいく時もあり

人生の不思議を嫌というほど感じてきました。

 

これと同じ事を

600年前の室町時代の人も感じていたのです。

 

雄時と雌時の過ごし方

雄時の時にはおごらないで、

雌時の時にはじっと耐え忍び、

また自分を見つめ直し

自分を成長させる時でもあることを

忘れてはなりません。

 

昔から、「禍福はあざなえる縄の如し」と言うように、

ずっと雌時で不幸ばかり続くことはありません。

必ず良い時期が来るのでじっと雄時を待つしかありません。

 

その時に、チャンスの神様には

前髪しかないと言う言葉があるように、

めぐってきたチャンスはためらわずにものにしなければ

すぐに逃げていきます。

 

そのタイミングをつかむことが上手い人は

雄時を迎えることが出来るけれども、

下手な人は自分の人生は辛くて

耐え忍ぶことばかりと感じてしまいます。

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チャンスのつかみ方

自分の経験から言って、

考え過ぎは絶対いけません。

人の思考は物事を解決する能力が

高いように思いますが、

直感に較べるとかなり劣ります。

 

考えることはもちろん重要なことですが、

それは自分の家で寝る前にゆっくり済ましてしまい、

普通の活動をしている時には活動に専念した方が

全ての面でうまくいくのです。

 

ほとんどの人は、

何か活動しながらも頭の中では

行なっていることとは別の思考で

一杯になっています。

考えてもしかたのないことを、

堂々巡りで考えたりするので

チャンスの時にそれをつかむ勘が

働かないのです。

 

チャンスは目立たない姿で現れることがほとんどなので、

思考していては気づかないのです。

なるべく思考を減らし、直感を優位な状態にすることが

チャンスをつかむコツといえます。

 

勘の鍛え方

坐禅は座って行いますが、

作務という動きながらする坐禅の考え方が

あります。

掃除をするにも、料理を作る時でも

その作業に専念して

他のことを考えないという修行です。

 

普段歩いている時でも歩くことに専念して、

車を運転している時でも運転に専念して、

なるべく今行なっていること以外の雑念を

起こさないようにします。

 

そうすることによって

心と頭がクリーンになって直感が鋭くなってきます。

これは思考で疲れた頭の休息にもなります。

 

是非とも今に専念する生活を試みてください。

一月もすると人生が変わり始めます。

 

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