秋の爽やかな時期、
山登りを楽しんできました。
さまざまな人達が登山を楽しんでいますが、
人間模様が見えて興味深いものがあります。
最初から飛ばしてハアハアゼイゼイさせながら
常に辛そうに登っている人もいれば、
マイペースで冷静に登っている人もいるし、
数人のグループで自分のペースで登れなく
イライラしている人も見受けられます。
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人生と登山は似ている
最初から全力で登り、
膝を痛めたり疲れきって
途中で下山を余儀なくされる人もいます。
これは仕事でも同じことで、
常に全力で頑張り通すことはできません。
サボるとは全く違いますが
仕事も強弱をつけて休む時は休み、
全力を出す時は集中してやらなければ
長い期間仕事を続けることはできません。
自分のペースで登ると疲れが少ない
山に登る時に一番重要なことは、
自分の登るペースをつかむことです。
山登りも10回近く経験すると、
どのようなペースが自分にとって疲れないか
分かってきます。
通常よく言われることは
50分登り10分休めなどと言われますが、
それは的を得ていません。
自分の場合はかなりゆっくりしたペースで
2時間登り10分間休憩します。
季節にもよりますが、
なるべく体を冷やさない方が疲れが少ないのです。
1時間に一度休む人に比べると
歩く速度は遅いですが
休憩時間が少ないために
頂上に着く時間はほとんど変わらないです。
これは仕事にも当てはまります。
人間の集中力は人それぞれ違いますし、
それぞれに合った仕事のペースがあるのです。
他者と比べない生き方
登山をしている最中は
追い抜かれたり追い越したりの連続です。
他者と競い合って知らず知らずペースが
早くなることもよくあることです。
そんな時は自分のペースが乱されて
疲労が蓄積されます。
誰も後ろに人がいなく
自分を見ている人がいない時は、
乱雑な登り方になりますが、
後ろに人がいる時は姿勢良く歩いたり
不思議と人を意識している自分が見えてきます。
やはり人はたかが登山でも
決して人の目線から自由になれないものなのです。
仕事の時でも家庭でも、
他者が居るといないでは
別人になっているということなのです。
人に揉まれて生きていくこと
人である以上、
必ず人に影響を受けて
生きていくしかないのです。
それが分かると
自分の周りの人間の種類によって
自分の方向性が決まっていくとも言えます。
類は友を呼ぶと昔から言われていますが、
自分の周りにいる人を観察すると
本当の自分が見えてくるということです。
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