ストレスの職業人生
就職してからほとんど酒浸りの生活も25年続き、40歳代後半になり何とか仕事は止めないで、身も心もギリギリの公務員生活を送っていました。
そんな自分にも長と付く役職が与えられて、部下も数人付いたため酒も少し減らして仕事に精進しようと思ったものの束の間、部下を持ったストレスでさらに飲酒に拍車がかかりました。
ブラックアウトと連続飲酒の始まり
30歳代になってから、外で飲んだ時は後半のことがほとんど思い出せない状態(ブラックアウト)が続いていて、それにさらに拍車がかかって、家のガラスを割ったり、茶の間に小便をしたりで、当然のことながらどうやって帰宅したのかは全く記憶がない状態が続きました。
休日も連続飲酒で、朝から晩まで当時流行りだしたインターネットを見ながらの飲酒が続きました。
職場での重大事件
そんな時に、仕事の関係で大変な重大事件が起こり、半年間は身も心もズタズタの状態が続きました。
職場から夜も帰ってこれない状態が数か月続き、いよいよ倒れる寸前までいき酒も体に入っていかない状態になりました。
人ってそんな極限状態にならないと本当には変われないのかもしれません。
事件も終息を迎える頃から、これは本当に酒をどうにかしないと廃人になってしまうと、本当に切羽詰まった考えに至りました。
坐禅との運命の再会
その頃にたまたま本屋で座禅の本を見かけて、藁をもつかむ状態で買って帰りました。
なぜかもうこの本に全てを賭けるしかないという思いで真剣に3回程読みました。
そしてインターネットなどでさらに坐禅の情報を仕入れて、最初は毎朝15分づつ、そして30分と辛いなりにも坐禅を継続するようになりました。
スポンサーリンク