内臓を意識しない心地よさ
朝の目覚めは爽快だった。
何といっても、アルコールを飲んだ次の朝の、
あの胃のむかつきが全くない。
アルコールを飲んでいると常に胃腸を意識している
ところがあり、そのことで益々気分がすぐれなくなる。
何十年も胃腸の調子が悪いと、
それが普通となりこんなものかといつも思っていた。
禁酒が続くと胃腸を意識することが全くなくなり、
アイスクリームとか冷たい牛乳を飲んだ時に、
食道と胃に入る感覚が分かるくらいだ。
食欲の回復
食事はどんなものでも益々美味しく感じられて、
これが普通の人の心地良い食欲だと思う。
以前のように毎日飲酒をしていた時は、
ただ体にむりしゃり食べ物を押し込んでいた感じで、
美味しいと思って食べたことはほとんどなかった。
これでは、作ってもらった人にも悪いし、
自分の体にも良いわけがないと思う。
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