酒飲みにとって仕事が終わってから飲む酒は何とも言えない快感になります。
人それぞれですが、上司からのストレス発散で飲む、仕事の失敗の憂さ晴らしをする、子供のしつけに対するストレス発散など上げればきりがありませんが、酒を飲むことで気分転換したいと思う気持ちは皆持っています。
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毎日飲酒することの弊害
酒を毎日飲む習慣になると、なかなか飲まないでいるのは辛いものです。
歯を毎日磨く習慣を止めるのに違和感があるのと同じです。
酒を毎日飲む習慣になると、飲まない時には何をしていいか分からなくなるものです。
そして手持ちぶたさから一杯の酒が始まるというのが典型的なアルコール依存症の始まりなのです。
そんな状態が10年も続くと、身体がある特定の時間になると酒が入ってくることを待つような飢餓感が出来上がってきます。
そんな状態になると、肝臓も毎日のアルコール分解に疲れ、脳も麻薬以上に強いと言われる酒の依存性の虜になってしまうのです。
そうなると肝臓の疲弊による疲れとか、脳のダメージによる物忘れなどの症状が出ているのにかかわらず自分では分からなくなってしまうのです。
それはなぜかというと体がその状態に浸りきってしまうので、なかなか自覚できなくなるのです。
週2日の休肝日の効果
よく健康番組などで週休二日の休肝日を設けましょうなどと言いますが、非常に理にかなったことなのです。
なぜかというと週に2日アルコールを抜くと完全に体内からアルコール分が抜けるために、本来のアルコールがない状態の自分に気づけるからなのです。
ある人は完全にアルコールが抜けた状態で、こんなに自分は元気になれるんだと気づくことができます。
またある人は不眠に悩まされて、毎日熟睡できたのは酒のせいだったと気づくことができたりします。
週2日の休肝日によってアルコール漬になっている自分を客観的に見ることができるのです。
この客観的に自分を見ることはアルコール依存症を防ぐためには非常に重要な意味を持っています。
毎日酒を飲んでいる人は少しずつ蝕まれていく自分の身体のことに全く気づけなくなり、ある日突然アルコール依存症を告げられたりすることになるのです。
これは人が年を取ることに似ています。
毎日自分の顔を鏡で見ていると自分が老けていくことになかなか気づけませんが、10年ぶりに友人に会ったりするとずいぶん老けたなと言われることで理解できると思います。
身体と心が正常化する
自分の経験で週に2日間酒を飲まない日を作るとまず肝臓が蘇ってきます。
週に5日間少々暴飲しても肝臓に余裕が生まれて正常に戻ってくるのです。
肝臓ほど蘇生力がある臓器は他にないと言われるように、もともと肝心要と言われるように相当回復力のある臓器なのです。
またアルコールによって少なくなったセロトニンが、週2日の禁酒によって蘇ってきます。
酒を飲まない状態のセロトニン量を10としますと、週2日禁酒すると人にもよりますが8割くらいは復活してくるのです。
これによりうつ的な気持ちも随分和らいできます。
これは本当にアルコール依存症になる因子を減らしてくれるものだと確信できます。
このようにアルコール依存症にならないための基本は、間違いなく週休二日の休肝日なのです。
それと適度な運動も欠かせません。
これはセロトニンの分泌を促してくれるからなのです。
それと座禅をする習慣が持てたら鬼に金棒でしょう。
下記を参考にしてください。
www.kagayakujinsei.com
本当のアルコール依存症になる一歩手前でこのことに気づけると日本からアルコール依存症はなくなる日が来るはずです。
みなさんも騙されたと思って週休二日の休肝日を持ちましょう。
いつからでも遅くはありませんよ。
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