コロナウイルスにより日本全国に緊急事態宣言が出されました。
いよいよ欧米のような大混乱を招くかどうかの瀬戸際になりました。
ほとんどのテレビが連日不要不急の外出禁止、テレワークの推奨などにより他者との接触を8割減らすように求めています。
欧米では外出禁止によりDV(家庭内暴力)が急増していることが報道されています。
人々のストレスが溜まり、イライラが爆発しそうになっているのは日本も同じことでしょう。
【SPONSORED LINK】
依存症になる環境
これだけ毎日同じようなことが報道され、外出もままならない状態になると人々の精神状態も大変くたびれて、ストレスが急上昇してきます。
例えばパチンコが好きな人は、外出が制限されるとなると感染の危険があるにもかかわらず余計に行きたくなるものです。
主婦は、普段学校に行っている子供が常に家にいるために思わぬストレスに悩んで虐待することも多いと言います。
アルコールに依存している人(予備軍も含めて)も家に閉じこもる機会が増えるために、通常時より飲酒欲求が更に増えてくることは間違いのないことです。
禁酒していた人もコロナストレスのため、つい気が緩み飲酒した人も多くいることでしょう。
依存することの意味
アルコールであろうと薬物であろうと買い物であろうと、そのことに依存している人はそれを杖に使って生活しているのです。
その杖が無ければ生活できないから依存してきたのです。
やみくもに依存していることが全て悪いということではありません。
それが日本の法律に違反していたとしてもです。
その依存していることが無ければ殺人を犯しているかもしれないし、自殺していたかもしれないのです。
それをいきなり止めてみても、その代わりになる杖が無ければ短期間は止めることができても、今回のようなコロナショックがきっかけでまた必ず再燃することが起こるのです。
杖が重要な訳
何かに依存していても、何とか生活していけるのであればそれで良いと考えることが一番重要ではないでしょうか。
人は多かれ少なかれ何かに依存して生きているのです。
それは決して人に言えないようなものに密かに依存している人も沢山います。
世間体だけは立派でも、性根ではとんでもないことを考えている人も多くいるのです。
完璧主義者に一番多いのですが、何かに依存していることに罪悪感を持って自分をさげすむことが最も依存症を深刻化させる原因なのです。
何かに依存している人は、その依存症から回復しなければとんでもないことになると深刻に考え過ぎることによる自己執着が過ぎると、それに囚われてますますのめり込んで行くことになるのです。
依存症に陥る人は、生来完璧主義者で自分に厳しく潔癖な人が多いのです。
依存している姿と全くかけ離れていますが、それが裏腹の特徴なのです。
多かれ少なかれ人は何かに依存しなければ生きていけないものです。
その依存しているものが、人にとっての杖なのです。
その杖が宗教であることもあるしスポーツのこともあり、ペットでありアルコールであったりするのです。
ですからアルコールを止めるとすれば他の杖に変えなければならないのです。
自分を褒めてあげる
依存していることから離れるためには、そのことに罪悪感を持たないことが重要です。
自分もストレスの掛かるあんな会社でよくやっているな、酒ぐらい好きなだけ飲んでも良いだろうともっと依存している自分を認めてあげることが重要です。
そうすることによって別の杖に変えることが容易になってくるのです。
一番悪いことは自分も家族も深刻にとらえ過ぎて深みにはまっていくことです。
悪い事が起こらないようにしようと考え抜いて悪いことを引き寄せてしまう事はよくあることです。
アルコール依存症の従来の治療法は、依存症者を意志の弱い悪者扱いして決して患者を認めてあげようとしません。
患者も犯罪者のような目で見られるためにいやいや治療することになります。
自己肯定感の持てない治療では良くなるはずがありません。
自分はアルコール依存症から抜け出すのに一番助けになったのは坐禅でした。
坐禅をすることによって自分を見つめ直すことができ、健康の本当の価値が実感できたのです。
坐禅をすることによって以前の砂をかむような日常が変わり、生きる喜びが湧いてきてそれが自分の杖になったのです。
いくらアルコールの害だとか家族にかける迷惑のことを依存症患者に説いてみても、一時的に反省することができ禁酒することに成功したとしても、それは心の根本からの杖(納得)ではないので何かのきっかけで終わることになるのです。
アルコール依存症は、自己肯定感をもち生命エネルギーを高めることによってしか本当の意味での治癒は無いのです。
以下のブログは自分が健康に対する感謝を感じた時の感想です。参考にしてください。
スポンサーリンク