コロナウイルスの逆襲(3)

4月6日になりコロナウイルスの感染者は世界で100万人、死者は5万人を超えました。

途上国はほとんど感染の検査をしていないので、公表されている感染者数の10倍は間違いなくいるはずです。

日本でも感染者は4000人になり死者も100人を超えました。

しかし日本はウイルス検査による医療崩壊を国を上げて恐れていてほとんど検査をしていないので、感染者は発表されている感染者の100倍はいると思われます。

 

今現在日本で40万人が感染していると仮定すると、250人に一人が感染していることになります。

これから爆発的に感染が広がりイタリア、アメリカと同じ状況になるのはもう避けることは出来ないでしょう。

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マイクロ飛沫感染

前回のブログでも書きましたが、エアロゾル感染と言いウイルスが空気中に漂い、今まで確認されていたウイルスの到達距離が間違いで、その数倍の感染距離があることが分かってきました。

くしゃみなどでは8mもウイルスが飛ぶというのです。

これは今まで感染症の専門家が言っていたことと全く異なります。

 

なぜ今までこんな簡単なことに気付かなかったのか不思議に思います。

これも専門家バカと言うか、自分たちがやってきた事が間違いないと言う思い込みによって引き起こされた問題なのです。

 

数日前から世界的にもマイクロ飛沫と言う言葉がマスコミに出てきてさらに話題になっていますが、人が普通に話していてもコロナウイルスが数メートルも届くことが証明されつつあります。

このことにより前回書いた換気口からの部屋から部屋の感染がさらに心配されるところです。

これはホテル、事務所ビルなどで天井などにある換気口から色々な場所にウイルスが移っていくことを意味します。

 

このことで横浜港に停泊したクルーズ船の異常に高い感染率のことが証明されるのではないでしょうか。

また、今までアメリカではマスクの重要性がほとんど理解されていませんでしたが、マイクロ飛沫によりウイルスが数十メートルも拡散されることに気付きだして、大統領もマスクをするようにとやっと言い始めています。


医師にも感染

イタリア、アメリカなどでは医師へのコロナウイルスの感染が拡大していて、世界では数万人の医師・看護師が感染していて死者も数千人単位で出ているとのことです。

なぜ防護服を着て万全な対応をしている医者・看護師がこれほど感染するのでしょうか。

 

それは皆がまだ気が付いていない感染経路があるからです。

自分は耳からウイルスが感染すると考えています。

それはなぜかと言うと、BSテレビなどで海外の医師・看護師の診察映像を見ていると耳はほとんど防護していないからです。

口とか鼻と違い、耳から空気の出入りは無いので感染力は少ないのですが、耳の中の粘膜にウイルスが付着して感染することは十分考えられることです。

ウイルスがマイクロ飛沫で空中を漂うのであればなおさらのことです。


動物の感染

中国などでは犬・猫などの動物にもコロナウイルスが感染することが報告されていますが、アメリカではトラの感染が確認されました。

今まで人間と動物間では感染しないとされていましたがこれも過去の話になりそうです。

 

ウイルスもどんどん進化して、生き残りの戦略を巧妙にしているからです。

過去の感染症では人の症状はほとんど一つのパターンだったのが、コロナウイルスでは様々な症状が出ているのです。

ある人では感染してもほとんど症状が出なかったり、ある人はほとんど症状が無かったのに1週間後に急に重症化したり、治療により陰性になった人が数週間後に陽性になるなど多種多様の症状なのです。

 

これはウイルスが生き残るための戦略で、いかに他者に多く感染させるかの戦略が巧妙になっているということではないでしょうか。

動物への感染を見ても、日々ウイルスが変異して進化しているということなのです。

しかし動物への感染が広まると、ペットを飼っている人達の悲劇が想像されます。

世界中がまた大パニックになります。そうならないことを祈るばかりです。

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