本当の自分を生きるとはどういうことか

自分はずいぶん長い時間、自分の人生の生き方に悩んできました。

その中で、仕事、人間関係のストレスからアルコール依存症になりました。

しかし、何とかそこから立ち上がろうともがき、坐禅・ヨガなどの東洋思想の重要性に気付き何とか本来の正常な人生に生き返ってきました。

その地獄から這い上がってきた自分の経験から、人生で一番重要なことを自分なりに書きます。

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人生の思いの中で一番重要なこと

「これは本当に自分が心の底から望んでいた人生なのか?」ということを、自分にいつも問いかけることが一番大事であるということです。

アルコールの誘惑に負けそうになった時でも死にたくなった時でも、最終的に一番自分を勇気づける思いはこのことに尽きました。

この思いを常に持っていると、下記のように自分の本当にやりたいことが沸き上がってきます。

 

自分が本当に面白いと思うことをする

人はそれぞれ興味があることに違いがあります。

車が好きな人もいるし、旅行が好きな人もいます。

老年になっても異性と付き合いたいと切に思っている人もいます。

 

そのような思いを自分に正直に行うことは意外と難しいことなのです。

例えば70歳を過ぎて、身近にいる若い女性を好きになることも人生の中ではあると思います。

しかしほとんどの人は、この年になってこんな思いをするなんて世間体もあるしおかしいと考えて心を閉ざしてしまいます。

しかし、その若い女性に勇気をもって話しかけてみると、以外にも若い男性に興味がなくお父さんのような安らげる異性を求めていたということも良くあることなのです。

 

このように自分の本当に興味のあることに忠実に生きることができるようになると、身体からエネルギーが溢れ出してきて気力も体力も若返ってきます。

そうすると、不思議と魅力あふれた人に変わっていき、そのような出会いに頻繁に出くわすようになります。

 

本当に美味しいものが分かる

このように、自分が興味のあること、面白いと思うことに忠実に生きていくと食についての思いも変わってきます。

本当に自分にとって必要な食材を食べたくなってくるのです。

また、料理を作った人の思い入れも感じられるようになってきます。

 

人気のレストランがなぜおいしい料理が作れるのかなど、食材以上のシェフの心意気まで感じられるようになります。

今まで、ただ胃を満たすために食べ物を口に入れていた感覚から、食べ物が一つの芸術作品のように感じられてワクワク食べることができるようになります。

 

本当の自分を生きる秘訣

これは本当に自分が心の底から望んでいたことなのか、と常に問いかけた生き方に慣れてくると、人生が激変します。

安定した公務員が好きだった人が、仕事を辞めて商売を始める人もいます。

都会生活の不毛さに嫌気がさして里山で安らぎに満ちた生活を送りたくなったりします。

美人の自慢だった彼女が急に色あせて別れたくなったりします。

エリートサラリーマンで自慢だった彼氏に何の魅力も感じなくなったりします。

 

これはなぜかというと、今まで駆け引きの自分しか生きてこなかったからなのです。

公務員だったら安定しているのでつまらない仕事内容でも仕方がない、都会は色々なイベントがあり刺激的なことが体験できるので退屈しない、彼女の性格は悪いけれど美人なので友達に自慢できる、彼氏は冷たい性格だけどエリートサラリーマンなので付き合っていた方が体裁が良いなど、全てが自分の好き嫌いではなくて第三者からどう思われるかという打算から選択しているのです。

自分の潜在意識の本心と行いがズレているということです。

 

そんな打算的な人生を生きているうちは、決して心からワクワクした人生を送ることはできません。

人生はつまらない、面白いことがない、好きなことが見つからない等、人生にワクワクできない人は、このことに気付くと人生は激変するでしょう。

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