色々なアルコール依存症の人々を見てきて、不思議と共通点があります。
一言で言うと、それは目標がないということです。
アルコール依存症になりやすい人は、このブログで何回も書いてますが、人の見る目を異常に気にする人です。
よく思われたい、気に入られたいと熱望する人です。
しかしどんな人でも皆に好かれるわけでないし、相性があるので必ず上手くいかない人が出てきます。
人にどう思われるかを異常に気にすると気疲れします。
それが家庭に戻るとストレスの元になるし、そんな人に限り家庭でも問題を抱えています。
一番の薬はどう思われても良いと割り切ることです。
いつの時代も、人間関係のストレスはついて回るものだし、嫌われても良いといかに割り切るかがストレスを溜めない最善策になるのです。
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分かっているけど止められない
嫌われたくない心理は子供時代に培われたものといわれます。
何でもそうですが、トラウマはそう簡単に消せるものではないという思いを皆思っています。
しかし自分の経験から言うと、何かワクワクするものを見つけると、それは少しずつ消えていくものです。
ワクワクすることを持つということは、余計なことを考えないということでもあるのです。
夢中になることがあると子供のような純粋な気持ちが甦ってきます。
坐禅の効用
坐禅は呼吸に集中して無我の境地に入るということです。
もちろんそれなりの経験を積まないとすぐには効果は出ません。
しかし毎日30分坐禅をすると、数ヶ月後には自分の気持ちに大きな変化を感じることができます。
自分の経験から一番感じる変化は、周りの事が気にならなくなることです。
自分の芯が分かってくるので周りはどうでも良くなってくるのです。
これこそアルコール依存症の人には最高のプレゼントになります。
アルコール依存症に苦しんでいる人、又は酒をやめたい人は騙されたと思って坐禅をしてみてください。
人生に激変することは間違いのないことです。
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