人生の変化で一番印象に残っているのは、
野球選手で高校、大学時代に・・・王子ともてはやされた投手です。
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人生の罠
その選手は最盛期には日本で知らない人がいないほど、特に女性に大人気で毎日のようにテレビで賑わっていました。
ところがプロ野球選手になってからは成績がパッとせず、あれよあれよと落ち目になり登板する機会もほとんどなくなり退団を余儀なくされました。
今では話題になることもほとんどなくなりましたが、たまにテレビのCMで見かけることがある程度です。
同じ球団の若い人たちは大リーグに移籍して大活躍をしていて、過去の栄光があったにしても今では針のむしろ状態になっていることでしょう。
最近は高校の野球部の指導者としての資格を取るための講習に参加しているとの情報もあります。
若い頃に大ブレイクした芸能人なども、中年以降悲惨な状態になっている人も少なくありません。
芸能人たちだけでなく、若い頃に優秀でもてはやされた職場の同僚などでも、中年以降急激に落ち目になって退職を余儀なくされる人も沢山います。
逆に若い頃パッとしなかった同僚が中年以降見違えるような活躍をしている人もいます。
女性でも若い頃は男性の憧れのマドンナだった人が、結婚して夫婦関係がうまくいかずに離婚して経済的に悲惨な状況になっている人も多くいます。
逆に青春時代に男性に見向きもされなかった女性が、中年になり事業を起こし大成功をしている人もいます。
人生いろいろ
若い頃に人生のピークを迎える人と、人生の後半にピークを迎える2つのパターンがあります。
若い頃にピークを迎えた人の方が後半生に辛い目に合う人が多いようです。
なぜかと言うと若い頃に苦労していないので免疫力ができていないのです。
逆に若い頃に苦労した人は免疫力ができているので、少々の苦労ではビクともしないし、何に対しても諦めない心が根付いています。
プラマイ零の人生
長い目で人生を見ると良いことも悪いこともあり、そして良いことが多ければ多いほど、悪いことも大きく起こることがほとんどなのです。
テレビなどで、若い頃に活躍した芸能人の今を紹介する番組がありますが、後半の人生は上手くいっていないのがほとんどなのです。
人生は焦ることはない
人生は皆プラマイ零ということが納得できると、人生を焦る必要はなくなります。
なぜかと言うと早く人生のピークを迎えても後で苦労することが目に見えるからです。
このことが分かると周りの人に嫉妬することも少なくなり、目先にとらわれずじっくり人生の基礎固めをすることができるようになります。
中年以降になると物質的な幸福感よりも、心の平穏に幸せを感じるようになってくるものです。
そのためには、若い頃の心の基礎固めが絶対必要になってきます。
若くして苦労苦労の連続だと嘆いている人も、それが永遠に続くことは絶対ありません。
逆にその苦労は自分の人生の基礎固めをしてくれているのだと考えると、苦労に向かって行く力が湧いてくるのではないでしょうか。
人生塞翁が馬と言うように、昔から良いことがあれば必ず次に悪いことが起こり、その後また良いことが起こるようになっているのです。
良いことの連続で人生全てを送ることもないし、悪いことばかりの人生も決してないのです。
人生100年時代、安心して人生の荒波に揉まれましょう。
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