もう全てのものは見たし、感動する景色もないと思っている人も多いと思います。
登山とかトレッキングで長時間歩いている時に、ふと見慣れた自然の風景が全然違った景色に見えて驚くことがあります。
なんとも言えない甘美な景色というか、涙が出てくることもあります。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。
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現代は不幸に満ち溢れている
ロシアのウクライナ侵攻が始まって来月で一年になります。
プーチンという一人の我の強い人間によって、世界はこれほどまでに混乱するということが身に染みて世界はわかったはずです。
自分のことしか考えない我というものが、これほど危険をはらんでいるということです。
これとは逆に、ニュージーランドの首相が退任しました。
もう自分にはエネルギーが残っていないと判断して、国のために身を引いたと報道されています。
また自分の周りのごたごたしたことよりも、子供を含めた家族がいかに大事かを気づいたとも言われています。
これが本当の人間が気づくべき道なのです。
日本の多くの政治家のように、80歳を過ぎても権力にしがみついているような国は決して成長もしないし人間らしい国は築けないのではないでしょうか。
その原因は、政治家が自分の価値が無くなることを心配して権力にしがみついているからです。
そんな意識では決してセロトニンも出ないし、実はそんな人の毎日は不幸に満ち溢れているのです。
幸せホルモン
登山、トレッキング、ランニングなど、ある意味単調な運動をすると脳内にセロトニンが湧出することが分かっています。
政治などの我の世界と全く逆の世界です。
セロトニンは以前下記に書いた通り、幸せホルモンとも呼ばれていて人に幸福感を味あわせてくれるホルモンです。
下記参照
セロトニンを出す方法
ただしこのホルモンを湧出させるには時間とテクニックが必要になってきます。
よく言われるのは、毎日ランニングをしているけれども幸福感を味わったことがないというのがあります。
心配事、悩み事を考えながらランニングしてもセロトニンは出てきません。
セロトニンを出すためには無心の状態が不可欠なのです。
登山、トレッキングをしている時でも無心になることが必要で、さらに我を忘れて自然と溶け合った状態になった時にはさらにセロトニンは多量に脳内に湧出されます。
無心になる近道
無心になると一口で言っても、すぐ無心になるのはなかなか出来るものではありません。
一番会得しやすいのは坐禅をすることです。1日15分一月間坐禅をすると無心になる方法が分かってきます。
その他には、何か夢中になれる趣味を見つけてそれに没頭することです。
一心に何かに没頭することは無心になる近道なのです。
新しい世界の始まり
このように、もう新しいことがないように見える普段の生活でも、無心になることにより全く違う新しい世界を経験することができます。
毎日通勤する何気ない道であっても、こんなに綺麗な花が咲いていたのかと発見することがあります。
職場でも無限にアイデアが生まれ、楽に仕事をすることができるようになります。
このことを日本の政治家は早く気づいてほしいものです。
無心になることは、人間を進化させる一番の近道と考えることができるのです。
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