アルコール依存症と心の関係

春本番となり寒暖の激しい日が続いています。

こういう季節は昔から体調を壊しやすく、精神的な不調も多いものです。

会社の人事異動などもあり、人生の選択を迫るような出来事も起こりやすいものです。

転勤などでも、栄転する人の数だけ当然左遷される人もいるわけで、精神的に不安定になる人もたくさん出てきます。

今年はさらに新型コロナの影響をもろに受けた転勤なども見受けられるようです。

コロナの影響で歓送迎会が減った分、家で深酒をする人が増えているといいます。

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アルコールと精神の関係

このブログでは過去から幾度となくアルコールと精神の関係を探ってきました。

一言で言うとアルコールを飲むと脳内のセロトニンが不足してうつ状態を引き起こすと言うことです。

特に酔いから醒めた時は二日酔いで体調が悪いのは元より、セロトニンが不足することによる何とも言えない絶望感を感じた人はたくさんいると思います。

まさにそれがセロトニン不足の状態なのです。

 

そんな時にその絶望感から逃れるために迎え酒をして、一時しのぎの快楽を味わったとしても酔いが醒めた時に更なる倍増した絶望感に襲われることになります。

そしてまたその絶望感から逃れるために更に飲みアルコール依存症ができあがっていくのです。

 

誰しも最初はストレスの発散、人との気楽な付き合いなどを求めてアルコールを飲むのですが、徐々に酒量が増え酔い覚めした時の苦しさから逃れたり、うつ状態の精神から抜け出したくて飲まずにいられなくなるのです。
セロトニンについての詳しいことは下記を参照してください。

www.kagayakujinsei.com


人生は辛いもの

自分の体験から仕事は本当に苦しいものです。

どんな仕事であれ楽しみもあるけれど苦しみの方が多いのが大半の人なのです。

よく成功した人が本やテレビ、ネットなどで仕事は楽しくやらなければ成功しない、偉くなれないなど勝手なことを言う人がいます。

しかしそんな人は1000人に一人くらいのもので、その他999人は毎日苦しい仕事の中でなんとかかんとかやっているのです。

しかも家に帰ればまた家族の問題があるのです。

本当に今の時代は、ほとんどの人は飲まずにはいられない状態だと思います。


精神的な苦しみから逃れるための方法

自分の経験からいってアルコール依存症は薬などでは治りません。

一時的に数年程度治ったように見えても大元の心の状態を変えていかなければ完治はしないでしょう。

心の状態とは世の中の見方と自分自身に対する見方です。

一言で言うと被害妄想的な人生の見方ではなく、自分の人生と周りの世界は全て自分が作りあげていることに気づかなければ人生は辛いということです。

アルコール依存症だけでなく薬物依存、買い物依存など依存症が付く病は全てこれに当てはまるといって良いでしょう。

 

それに気づくために自分は坐禅が非常に役に立ちました。

人は皆それぞれですから全ての人に坐禅が当てはまるとは思いません。

しかし呼吸法が非常に重要だということは間違いないと思います。

 

この一年は新型コロナの影響で外に出ることもままならず、ほとんどの人は室内で過ごすことが多くなっていることでしょう。

騙されたと思って1時間ほど散歩してみてください。

しかも大きな腹式呼吸を意識して軽快に歩くのです。

 

人生を救うのは何も医者に行って診てもらわなくても、薬なんか飲まなくても、こんなありふれたことの積み重ねで良くなるように人はできているのです。

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