新型コロナウイルスが世の中を改善させる

世界で新型コロナウイルスが発見されてから1年が経とうとしています。

日本にコロナが蔓延してから10か月。

いまだにコロナは世界中のトップニュースとなっています。

世界中がコロナを悪者にして憎んでいますが、はたして100パーセント新型コロナウイルスは悪いのでしょうか。

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マイナスばかりではない新型コロナウイルス

数年前から四国お遍路さん、日本の南部の島、東南アジアなどを旅行してきました。

ネットなどでホテルを取れるので非常に便利なのですが旅行バブルだったのです。

中国人、台湾人などが日本、東南アジアのどこに行っても押し寄せているし、そのせいで週末などはほとんどホテルが取れないのです。

数時間かけてネットで探してやっと空き部屋が見つかっても平日の料金の3倍もしたのです。

 

たとえば平日4000円で泊まれる安宿でも週末になると15000円と跳ね上がっていたのです。

特に東京オリンピックが決まった5年ほど前から日本、東南アジアに世界中から旅行者が押し寄せていました。

旅行業者、ホテル業界、航空業界など強気で、一人で旅行したりホテルを取ろうとしても馬鹿にされて相手にされない経験をした人も多いはずです。

いわゆる旅行バブルですね。

 

それがコロナによって見事にはじけたのです。

先週用事で地方都市のホテルに泊まったのですが、以前は8000円もした高級ホテルが2500円で泊まれました、

しかも1000円の商品券も付いてですから、実質1500円で泊まれたことになります。

今はコロナに気を付けさえすれば、旅行好きにとっては天国のような時期なのです。

このように世の中は良い事ばかり続かないし、逆に言うと悪いことばかりも続かないのです。

これは人生にとって最も素晴らしいことだと感じています。


世界は無常

仏教用語で無常とは常は無いと言うことです。

人生も長く生きていると本当にそう思います。

二十数年前の日本のバブル崩壊、今回の世界中ではびこるコロナによる経済の衰退。

 

その当時もっとも絶頂を極めていた業種の職業が全部ダメになるような、世界が頂点を極めようとすると必ずそれを打ち消すような事が起こるのです。

世界は数千年前からこのようなことが繰り返されてきているのです。

このことを見事に無常と名付けた昔の人はすばらしいと思います。


いつ何が起こるか分からない世の中に備えよう

日本で最近起きた一番大きな地震は熊本地震です。

あれから5年経ちますがもうほとんどの人は地震の怖さを忘れてしまったのではないでしょうか。

東南海地震は必ず起こると言います。

それが起きると日本の三分の一くらいのエリアが大災害に見舞われると予想されています。

しかももうすぐ来るといわれています。

それが起こると9年前の東日本大震災より大変なことになるのです。

それなのに何か緊迫感が全く感じられません。

 

新型コロナウイルスのワクチンがアメリカで出来そうなので株価が大幅に上がったとかで、また日本人は浮かれて大騒ぎしてて良いのでしょうか。

大災害はすぐそこなのです。

大災害は忘れたころにやってくると言ったのは、あの有名な寺田寅彦です。

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