健康の心地よさに気づくとき依存する気持ちは薄らいでいく

年代を問わず食欲は人間の本能の中で一番、人に楽しみをもたらしてくれるのではないでしょうか。

また趣味・娯楽なども生きていくうえでの支えとなり、人生に潤いを与えてくれるものです。

しかしアルコールに依存すると何を食べても美味しくないし、何をしても楽しい事が感じられなくなります。

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アルコールの魔力

アルコール依存症でなくても、酒を常飲してる人は胃も肝臓も疲弊していて食欲も落ちているし新鮮でおいしい食材でも美味しく感じることは少なくなります。

脳内セロトニンも減少しているために常にうつ状態になり何をしても楽しく感じられません。

身も心もボロボロになっているのです。

 

回復の難しさ

ところが禁酒に成功すると全ての内臓の機能が回復してくるので、食欲は戻り何を食べても美味しく感じるようになります。

またセロトニンも増えてくるために、心の方も何もしなくても希望が湧いてくるようになるのです。

ただしアルコールに重度に依存している人は時間がかかりますが必ず正常に近づいていきます。

完全に元通りになるかは重症度により変わってきます。

 

このようにアルコールは麻薬と同じく依存性があるので、必ず人の心と体を蝕んでいきます。

最近、元スマップの最大のヒット曲の世界に一つだけの花を作った音楽家の槇原敬之も薬物を止めることができずに再逮捕されることになりました。

人生のすべてを失っても止めることができない、それほど依存から脱失することは難しいのです。

 

早い時期が勝負

現在の日本で、アルコールに依存している人は1000万人以上いると言われています。

依存症になる前の予備軍を含めての人数ですが、成人の7人に一人くらいは何らかの問題を抱えていることになります。

その人達は依存症の恐ろしさに気づかない限り、底なし沼に入ったかのようにズルズルと落ちで行くことしかできなくなります。

いかに早い時期に依存から脱却するかが一番の鍵になります。

 

このブログのテーマでもありますが、坐禅・ヨガなどの東洋の考え方を取り入れた、体の根本から変えていく方法が依存からの脱却に一番効果があると感じています。

またアルコールに依存している人は、禁酒時の心と体の心地よさを感じることが一番の禁酒への意欲に繋がっていくことになります。

1日でも早く依存から脱却するかが大事なのです。

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