人生の探しものに気づくとき人は成長する

本当の人生を生きている時、自分の足りない物、人、事に必ず遭遇するものです。

そしてその足りないことによる喪失感が、自分の人生を振り返り修正するための原動力になるのです。

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人生の荒波

人生も中盤を迎えると、良いことも悪いことも、成功も挫折もほとんどの苦楽を味わいます。

50歳にもなって良い事ばかりの人生だと言う人がいたら、それは自分の人生を誤魔化して生きているだけかもしれません。

それはあたかも自分は持てて失恋したことがないと言う、持てない中年男性の叫びに似ているかもしれません。

 生きるということ

人生を演劇に例えると、カッコ良いヒーロー役ばかりをやっていてもすぐ飽きるのではないでしょうか。

そうではなく深みのある黒光りした渋い役を演じることができると、演劇の奥深さも分かりのめり込んで行くことになるのです。

それと同じく人生も良いことも悪いことも経験し十分辛苦を味わい尽くしたときから本当の人生が始まるのです。

 本当の人生

本当の人生とは、自分が本当にしたいことが分かることが必要条件になります。

ヨットで航海していても、たださまようだけでは楽しいはずはありません。

リゾート地に何週間も滞在しても、何もしなければ1週間で飽きてしまうでしょう。

それと同じで、人生も本当に自分が心の底からしたいことがあり、それに向かいつつ波あり風ありの経験をして目標に近づいていくことが本当に生きるということなのです。

もちろん自分のしたいことは人それぞれで良いのです。

傍から見たらつまらない事であっても自分が本当にしたいことであれば何でも良いのです。

周りに左右されないでそのことに突き進むことが一番大事なことなのです。

 人生のメッセージ

そんな本当にしたいことが分かると、不思議なことに自分に足りない物、必要な人、必要な物などが次々と目の前に現れてくるのです。

というか元々それは自分のすぐそばにあったのだけれども、それに気づかなかっただけだということに気づきます。

人生は簡単なものではなく、苦労しなければ何も成し遂げれないと自分の心が勝手に決めつけていただけなのです。

そのことに気付くと人生は本当に楽に生きられることが分かります。

ただしこのことに本当に気づくためには、十分苦楽を経験し、本当に自分がやりたいことを見つけ、世間体を気にしなくなることが絶対条件になります。

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