結婚できるのに結婚を選ばない時代

自分の周りにいる知人で、

結婚していない人が多くいます。

40歳代になっても

半分くらいの人は独身です。

 

昨年度の統計では40歳の4人に一人は

独身という結果が出ています。

また男女共に40歳を超えた独身者の

その後の結婚率は5パーセントという

調査結果が出ています。

 

これは40歳を超えた独身の人は、

95%の人が生涯結婚しないということです。

急激に独身率が上がる背景には何があるのでしょうか。

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一人の気楽さ

長年一人暮らしをしていると、

同じ空間に他者が入ってくるのが

苦痛になってきます。

それは自分一人だけという空間が

心地良いからです。

 

好きな時に好きなことができるし、

何より他者に気を使わなくて済むのです。

しかしそれを続けると

他者を受け入れることが苦手な体質に

なっていきます。

 

そうなると例え好きな異性ができたとしても、

二人の空間に居心地の悪さを感じてしまい、

快適な一人の空間を選んでしまうのです。

 

一人の空間とは100パーセント

自分の好き勝手に生きることができます。

しかし他者がいると耐え忍ばなければならないことが

たくさん出てきます。

 

例えば音楽の趣味が違ったり、

室内の設定気温が違うなど

些細なことでもイライラしてしまうことが

たくさん出てきます。

長年一人での生活に慣れ親しんでしまうと

その我慢に耐えきれなくなってしまうのです。

 

なぜ結婚しないのか

物事が進むためには、

潜在意識で少なくとも51%納得しなければ

進むことができません。

 

結婚したい気持ちが49%あったとしても、

51%自分の空間に他者が入ってくることに

耐えきれないと潜在意識が判断した場合、

結婚することはできません。

 

子供時代からゲーム、コンピュータなどで

一人の空間に慣れ親しんだ世代では、

それが結婚できない最大の理由かもしれません。

 

また人手不足もあり、男女共にバイト求人が多く、

経済的にも一人で暮らすことができる環境に

あることも一因ではないでしょうか。 

 

結婚が全てではない

今は世間的にも独身に対する理解も高く、

生きて行く上での障害にはならなくなりました。

配偶者、子供を持つという負担を選択せず、

経済的にも軽い一人で興味のあることに

邁進したいという人もたくさんいます。

 

自分らしい個性を尊重して胸を張って生きていくことが、

これからの主流になっていくでしょう。

ただ一つ、誰にでも必ず老後はやって来ます。

その時に自分で本当に独身を通したことに後悔しないか

よく考えておくべきでしょう。

 

新しい結婚の形

樹木希林の別居婚が最近話題になりましたが、

結婚という形態をとりながらも、

自分たちの嗜好に合わせて

別々に暮らすことも結婚の一つの形です。

一人の空間を保ちつつ世間的にも結婚してるという、

二重取り的な生き方も今後増えていくことでしょう。

 

また最近では後期高齢者になってからの結婚も

珍しくありません。

同性婚もしかり、欧米に比べて半世紀遅れで日本にも

自由に生きることができる兆しが生まれてきたようです。

 

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