時間とは不思議なものです。
子供の頃カップ麺にお湯を入れて3分間待つのは
とても長く感じていました。
しかし中年になった今は
その何分の一も短く感じてしまいます。
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時間の感じ方
アインシュタインが相対性理論で
光速に近い速度になると時間が遅れるという
有名な理論がありますが、
人間の感覚では、時間というものは
歳をとると早く経つと感じられるのです。
5歳の子供の1日も80歳の老人の1日も
同じ24時間には変わりないが、
積み重ねてきた日々が違うので、
その日々で1日の時間を割ると
老人の方がはるかに小さいために
時間が速く経つという考え方も
あるのではないでしょうか。
時間は抽象的なもので
誰しも同じ時間感覚を生きていないようです。
時間の進み方
趣味など何かに夢中になっている時の1時間は
あっという間ですが、
イヤイヤ仕事をしている時の1時間は
その何倍にも感じられます。
この違いは何かというと、
前者は時間を意識していないけれども
後者は時間を意識していることです。
坐禅をしていてもそうですが、
もう30分経っただろうかなどと
時間を気にしていると
時間が経つのが長く感じられます。
また何かに集中していて
自分という意識が薄らぐほど
時間は瞬時に過ぎていきます。
このように時間という概念は
普遍的なものではなく
人の意識のよって長短があるのです。
時間の新しい概念
ニュートン力学的な概念では、
時間は常に一定に進むと考えられていました。
しかし20世紀になり
アインシュタインの相対性理論では、
物質の速さによって時間の進み方が違う
ということになっています。
今後は時間の進み方に意識という要素が入り、
全く新しい時間理論が発見されるのではないでしょうか。
人生の時間の速さ
人生を80年と考えた場合、
前半の40歳になるまでの時間のトータルと
40歳から80歳になるまでのそれとでは、
同じ40年間でありながら
かなり違う時間感覚になるのです。
人生の後半の40年間は前半の時間感覚より
何倍も早く時間が過ぎ去ってしまうということです。
まだ時間があるからと時間を無駄にしていると、
こんなはずではなかったと後悔する人生になってしまいます。
理想的な時間の使い方
時間を無駄にしないためには、
常に自分のたどり着くべき夢を
描き続けることです。
もちろん回り道、挫折などは日常茶飯事でしょう。
登山と同じで人生にはアップダウンと
思いがけないトラブルはつきものなのです。
山の頂上に向かうという意思がなければ、
決して偶然に頂上にたどり着くということはありません。
しかし頂上に向かうという目標さえあれば
成長していくことができ、
限りなく夢に近づいて行くことができるのです。
夢は人それぞれ違います。
どんなことでもワクワクすることが
その人の方向性を指し示してくれます。
今までの自分を変えたいなら、
まずたどり着きたい場所を見つけることです。
後は時間に任せてしまいましょう。
それが本当の時間というものの使い方なのです。
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