勝ち負けのない人生

勝ち組、負け組という言葉が流行ってから

久しくなります。

人生に勝ち負けは本当にあるのでしょうか。

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栄光は一瞬で終わる

長年生きてくると、人は平等にできているなと

思うことがあります。

若い頃に家畜の勢いで出世街道を走っていた同期が、

中年になると組織トップの交代などで

坂を転げ落ちるように転落する人もいるし、

精神の病に倒れて無念の退職を強いられる人もいるのです。

 

ウサギと亀の話ではないですが、

可もなく不可もない普通だった同期が

中年以降トップに躍り出てくることもあります。

 

焦ることはない

人生をマラソンに例えることがありますが、

しかし人生の長さはそんなものではありません。

恐ろしいくらいに長いものなのです。

 

その中で、輝いている人、落ち込んでいる人など

様々な状態がありますが、

それは一瞬を切り取っただけに過ぎません。

今見える状態はどんなことであれ過程で、

成功も失敗もないのです。

 

短いスパンで一喜一憂しても意味はないし、

最終的に皆プラスマイナス零の人生になるのだと

大きく人生を捉えると、生きることが非常に楽になってきます。

 

人は無常を生きる

無常とは仏教用語で物事は常に移り変わり

同じ状態で存在することは出来ないという意味です。

 

これを人生に例えると、良い事だけの人生もないし、

悪いことだけの人生もないということです。

全ての人は良い時もあるし悪い時もある人生を

歩まなければならないのです。

 

人生は夢

人生は夢幻のごとくと言ったのは織田信長です。

戦国時代を勝ち抜いた天下の名将であっても、

人生は頼りなくはかないものだと言い切ったのです。

 

いわんや我々凡人が何を悩むことがあるのでしょうか。

苦しいこと悲しいことがあっても、

これははかない夢なんだと思えば

人生は楽に生きることが出来るのではないでしょうか。

勝ち負けもどうせ夢のまた夢のようなものなのですから。

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