「後悔先立たず」と言う諺があります。
事が終わった後で悔やんでもしかたがないという意味です。
後悔をしたことがない人はいないでしょう。
人生のほとんどは後悔ばっかりという人もたくさんいます。
若い時は特に後悔したと感じることであっても、歳を取って振り返ると正解だったと思うことも多くあるものです。
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自分を信頼すること
後悔の一番の原因は、自分を信頼できていないからではないでしょうか。
かの有名な宮本武蔵が、
我事において後悔せずと言ったのは有名な話です。
意味は自分の身の回りに起こることを後悔しないですべて受け入れるということです。
本当に強い心の持ち主でなければ語れない言葉ですが、是非見習いたい生き方です。
後悔より反省が大事
後悔よりも反省が大事とよく言います。
納得した反省ができれば、後悔はしないできっぱり過去を振り切ることができます。
納得することとは、自分を信頼することと同じことといえます。
坐禅をすると後悔を減らすことができる
坐禅をすると後悔の念が減っていきます。
何故かと言うと気付くことが多くなるからです。
物事を行った後に気付くのではなく、今気付くことが出来るから事前に対処できるのです。
これは経験しないと中々理解できないと思いますが、脳が一段進化したような状態になるのです。
世の中には不必要なものは何もないとよく言います。
人生の経験においても同じことが言えるのではないでしょうか。
若い時には気が付かないものですが、ある程度の年齢になると過去に起こったことに何一つ無駄なことが無かったことを実感することがあります。
あのことが無ければ今の自分はなかったと思える時がくるのです。
たとえ明日何が起ころうとも、それを受け入れて精一杯対処すること。
今に生きることしか出来ない我々には、それ以外に出来ることはないのです。
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