知識も使いよう!自分を頼りに生きることが大事
知らぬが仏
今の時代、知らない方が良い事もたくさんあります。
たとえば他人の給料を知ったとしても良いことがあるのだろうか。
自分より高ければ嫉妬するだけだし、低ければ優越感に浸るくらいでしょう。
知識というものは生きる中で利用していくところに価値があり、自分に関係のない知識はかえって人を不幸にすることもあります。
比較する人生
耳年寄りと良く言います。
他人から聞いた話、ネットで調べた知識などを実際自分が経験したかのように振る舞ってしまう意味ですが、今の時代は情報過多なので誰もが陥りやすいものです。
特にネット時代の若い人は、知識さえあれば万能と考える人もいますが大間違いです。
知らなくても良い事まで知ることになり、結果的に他者との比較でしか生きられない人生になってしまいがちです。
またこれだけ多くの情報があると正しい情報を見極めることも大変難しいといえるでしょう。
他者との比較で生きてしまうと、上には上が必ずいるので必ず落胆し自分が無価値な人間と思えてしまうのです。
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情報の判断基準
検索エンジンなどで表示される結果にしても、今は的確な表示がされるなど評価は高いようですが、それすら検索会社の一部の人の嗜好が基になっていて、完璧なものでは決してありません。
このような時代に情報を判断する基準は、最終的に自分の生き様、人間性、世界観などが非常に重要になってきます。
デジタル時代の中で一番大事な判断基準は、人の生き様、人間性のようなアナログであることは皮肉なことです。
このデジタルIT時代が長く続くと、中世のルネッサンスのような文芸・人間復興の時代がまた来るかもしれません。
何に基準を置くか、何を大事にするかは各自違いますが、一本芯の入ったより所がほしいと皆考えているのではないでしょうか。
より所
より所は永遠不滅で変わらない真理であれば尚良いです。
しかしそんなものは分からないし、永遠不滅なことは何もありません。
世界は諸行無常です。
それならば自分をより所、頼りにするしかありません。
それには日々自分を高めてなるべく自然体で生きることを心がける、それしかないのです。
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