自分の生い立ちについて書いてみます。
中学時代のいたずら
地方に生まれて、特にこれと言った取り柄もなく平均的な何処にでもいる目立たない子供だった。
自分で振り返ると、結構神経質でいつもビクビクして自身がない小中学生だったと思う。
何か一つ癖を常に持っていたような気がする。
例えば周りの一点を何回も見つめたり、前髪を常に気にして目で見るとか、細菌などに神経質になり頻繁に手を洗ったりなど落ち着きのない子供だった。
常に何かに心配していて、親が死んだらどうしようとか、将来車の免許を取れなかったらどうしようなど、つまらない心配ばかりしていた。
今でいう神経衰弱というやつで、子供なのに常に体が疲労していて気疲れしていたように思う。
勉強はもちろん嫌いだったし、遠足とか運動会なども楽しい思い出はほとんどない。
子供なのに人間関係とか世間のことに常に気にして疲れていた。
人に嫌われることを極端に恐れていたように思う。
友達も少なかったが、少ない友達と濃密な関係を作るのは得意だったような気がする。
中学2年の夏休み、帰省中の大学生の兄貴と一つ年下の従兄弟と海にキャンプに行った。
その時に兄貴が持ってきたレッドウイスキーがそもそもの始まりだった。
好奇心で、コップに半分注いだウイスキーにコーラを入れて鼻をつまんで一気に飲み干し、砂浜で寝ころび天空がグルグル回っていることが不思議だな~なんて従兄弟と大笑いをし、2杯目を飲み具合悪くなって吐いた。飲酒の初めての体験である。
こんな美味くないものをどうして大人は飲むんだろうと不思議に思った。
その後、親戚の集まりなどでビールをコップ半分くらいいたずらで飲み、意地をはって美味しくないビールを「美味しい、美味しい」と言って大人ぶっていた記憶がある。
子供時代に楽しいと思ったのは小学生低学年くらいまでで、その後は常に周りに気を使い楽しいと思えたことは少なかったように思う。
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