自分の夢 その3

若い頃のように100%満足する深い睡眠を体験したい

 

睡眠は大事である。

疲れ切った心と体を充電してくれる。

学生時代は一度も目覚めることなく10時間もよく寝たものだ。

それが、酒を飲むようになってきて少しずつ変わっていった。

眠れないことを口実に、寝る前にコップ一杯の寝酒から始まって、夕食前に飲むようになり、更に帰宅後すぐ飲むから帰宅前に居酒屋で一杯に変わっていった。

それに合わせて睡眠の質が悪くなっていった。

夜中に目が覚めて飲むようになり更に酒に対する依存が強くなった。

少しの酒を飲んでも眠れなく、段々酒量も増えていった。

夜中に目が覚める回数も増えて、早朝から酒を飲むようになる。

これが依存症に陥っていく共通したパターンであろう。

行きつくところは休日の朝から飲む連続飲酒である。

ここまでくると酒なしではほとんど寝れなくなるために、それを口実に更に酒量が増える。

寝酒をするようになった頃から気持ちのいい朝を迎えたことはほとんどなかった。

睡眠だけでなく、精神的にも鬱っぽく常に苦しい日々が続いていった。

何か原因があって苦しいわけではない。

ただ生きていることが苦しいのである。

その苦しみから逃れるためにまた飲む、みんなそうやって依存症になっていく。

禁酒はその苦しみをなくしてくれる。

しかしここまでくると、酒を断つことによる離脱症状のため至難の業になる。

坐禅はこの離脱症状を少なくしてくれる。

自分は坐禅により現在は普通の酒を楽しんでいる。

そして睡眠の質も段々良くなっている。

睡眠の質が良くなってくると共に、精神的にもあの鬱っぽい気持ちが薄らいできて朝の目覚めも気持ちよくなってくる。

今からでも遅くないのだ。自分は、あの毎日が輝いていた日々を取り戻すために節酒と坐禅を継続していく。

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