吉田拓郎の歌に助けられた!その後歌が酒に変わり依存するようになった
悲しみの中で
学生時代に、「どうしてこんなに悲しいんだろう」と言う歌を聞いたことがあった。
吉田拓郎の初期の頃の歌で、歌詞にずいぶん助けられたものだった。
子供の頃から、自分以外の人は皆楽しそうにしているように見えて、自分だけが何でこんなに悲しくてつまらないんだろうと何時も思っていた。
この歌を聞いた時に、こんな有名人でも悲しいことがあるんだ、自分だけが悲しい訳ではなかったんだと勇気づけられた記憶がある。
それからは、何か悲しいこと、苦しいことがあった時はこの歌詞を思い出して、自分だけが苦しい訳ではないと自分を勇気づけ、実際何度も何度も救われたことがあった。
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歌の力
歌には大きな力があると初めて気づき、フォークソングにのめり込んでいった。
海外では、サイモンとガーファンクルが大好きでレコードが擦り切れるくらい毎日毎日聞いた。
その後も、何度も何度も悲しいこと苦しいことが押し寄せて来たが、その度にこの歌詞を思い出していたが、いつしかそれが酒に変わっていった。
気付けば毎日5合の酒を浴びるように飲むようになっていた。
酒の罠
若い頃はそれでも朝早く起きて十分働きに行くことが出来たし、体も心もその方が調子が良かった。
朝職場に行っても、酒が少し残ってる方が元気でいられたし酒は良い友達だった。
今思うと、それが酒が仕掛けた大きな罠だった。
その罠からもう抜け出せない程の時間が過ぎていった。
恐るべき酒の罠である。
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