懲りない老人たち

人生の後半になっても地位名誉という執着から

抜け出せない老人たち。

今年ほど老人の恥をさらけ出したことはなかった。

中高年以上の人達の心の本音を見た思いがした。

戦後、社会が経済を最優先した結果、

人々はどんな人格になったのでしょうか。

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自分本位

今年はレスリング、アメフト、ボクシング、体操と

地位にしがみついた人間の醜さを暴露した年になりました。

 

スポーツ界だけではなく、

オッパイ事件などで話題になったように、

人間のクズのような人達が官僚になっていることも

暴露されました。

 

なぜ権力に固執するのか

権力を持った人達の常識を逸脱した行動が

表面に出ましたが、

日本全体がこのように歪んだ権力体制によって

成り立っているのは間違いのないことです。

 

さらに70歳以上の高齢になっても

その権力にしがみついている人が大勢いるのです。

 

権力をいつまでも離さないのは、

それがなければ生きていけないからです。

裸の自分では全く人から相手にされない

魅力のない人々が、地位と権力に

固執してしまうものなのです。

 

スポーツ界に限らず

政治家もそうだし学者も官僚も皆同じです。

連盟、協会などと名がつくスポーツ団体、

経済団体など権力が行使できる組織には

必ずそれにぶらさがって

良い思いをしている人がいます。

そんな人たちが権力を離さない日本という国は

どうなっていくのでしょう。

 

権力を欲する心

会長、政治家などになるような人は、

ほとんどの場合我が強く自分と自分の周りの利益しか

考えていない人が多いものです。

 

自分の劣等感を晴らすために

権力の頂点を目指すといっても良いでしょう。

 

普通に恵まれた生き方をしている人は、

地位とか名誉にそれほどこだわらないものです。

それを目指した行き着く先が見えてしまうからです。

 

全てとは言いませんが、

我欲にまみれた人の行き着く先は、

ほとんどが不幸なのです。

そんな人は家の外では一見成功したような見え方をしますが、

家庭では誰にも相手にされなく孤独だったりします。

 

孔子の言葉

「孔子曰く、吾十有五にして学に志す、

三十にして立つ、四十にして惑わず、

五十にして天命を知る、六十にして耳順う、

七十にして心の欲する所に従えども、

矩を踰えず」というのがあります。

 

人は60歳になると他人の言葉に素直に

耳を傾けることができるとありますが、

今年騒動を起こした人々は全くこれに値しません。

 

70歳にもなると過去の栄光、

しがらみに心を縛られずに

本当に自分のやりたいことをやりなさいと

孔子は言っていますが、

今の老人は真逆に生きている人が沢山います。

 

経済最優先の弊害

戦後これだけ経済が発達したのは

確かに奇跡かもしれません。

しかし経済を最優先し競争に明け暮れた結果が、

今の老人たちの常識を逸脱した今回の事件なのです。

 

経済一辺倒ではもう成り立たないこれからの日本という国。

もう勝ち負けとか経済とかの常識から離れた、

皆が本当の自分の心に素直に従うことができる

成熟した文化的な国になろうではありませんか。

 

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