やっとたどり着いた夢!しかしなぜか虚しいのは何故か

山の頂上に立つのはいつも気持ち良いものです。

険しい山であるほど頂上に立った時の喜びは

格別なものがあります。

 

人生でも受験、就職、結婚、昇進など

長年かけてやっと手に入れた時は

最高の喜びがあるものです。

 

しかし時間が経つとその喜びも消え失せて、

むなしくなるものです。

自分の夢が叶ったのになぜ虚しくなるのでしょう。

【SPONSORED LINK】
 

 

人は過程に喜びを見いだす

旅行を計画している時に

誰しもあれこれ夢を思い描いて

幸せな気持ちになるものです。

 

これから起こるであろうまだ見ぬ土地での出来事を

自分なりに想像して夢は膨らんでいきます。

しかしいざ旅行が始まり現実の世界が目の前に登場すると、

思い描いていた夢とはかけ離れていて

がっかりすることも多々あります。

 

夢が叶っても現実が待っている

これと同じことが、

夢をやっと手に入れた後にも起こるのです。

 

それは夢を手に入れた時の喜びを

自分の勝手な空想で膨らませてしまい過ぎるために

起こります。

 

例えば第一志望の会社に就職できたとします。

そんな夢に描いた理想の会社であっても、

いざ出勤すると様々な人間関係、

希望の部署に配属されない、

出世競争等次から次と困難が待っています。

 

たとえ夢が叶い昇進したとしても、

責任は重大になりストレスも以前の数倍になることも

よくあることです。

そして部下と上司の板挟みになり、

こんなはずではなかったと

思い悩むことになるのです。

 

このように夢が叶う前は自分の好きなように、

都合のいいように想像しますが、

夢が叶った後は容赦ない現実が待っているのです。

 

人生は虚しいのが当たり前

2500年前に、

どんな人であっても

人生は無常で虚しいものだと

気づいたのはブッダでした。

 

王様の家系に生まれようが、

商人、農民であっても皆同じく人生は虚しい。

そして仏教が生まれたのですが、

今も昔も人生は苦しいものなのです。

人生は忍土とはよく言ったものです。

 

隣で栄光に輝いているように見える人であっても、

それは長続きせずすぐに無常の嵐が待っているのです。

みんな自分と同じく苦しいものだと知ると、

人生を楽に考えることができるのではないでしょうか。

 

スポンサーリンク

 

 

あなたの夢が叶いますようにポチットしてください

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ