呼吸は焚き火の風のようなもの!呼吸の仕方で運命を変えることが出来る

空気は当たり前にあり

何不自由なく息ができるため、

呼吸の重要性はほとんど知られることはありません。

しかし呼吸の仕方は人の運命までも変えてしまうほど

重要なものなのです。

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腹式呼吸と胸式呼吸

成人のほとんどの人は、

胸を開いたり閉じたりする

胸式呼吸を行なっています。

 

生まれてから3歳くらいまでの幼児は皆、

お腹をへこましたり膨らましたりして

腹式呼吸をしています。

 

一般的に胸式より腹式呼吸の方が

3倍多く酸素を体内に取り入れることができます。

 

現代人はなぜ胸式呼吸なのか

日本の過去の文献などを見ると、

昔の人のほとんどは腹式呼吸をしていたという

記録が残っています。

 

武士道などの稽古では腹式呼吸がさかんに

行われていました。


現代になりなぜ胸式呼吸になったかと言うと、

ストレスなどにより穏やかな日常を送ることが

難しくなり、常に切羽詰まった生き方が

影響していると言われています。

 

また子供時代からのゲーム、コンピュータなどの

影響が大きいという調査結果もあります。

 

腹式呼吸の素晴らしさ

腹式呼吸は横隔膜を上下させることによって

肺に空気を出し入れさせる呼吸の仕方です。

腹の部分がへこんだり膨らんだりするので

腹式呼吸と言われています。

 

坐禅とかヨガなどで昔から使われていた呼吸の方法で、

数千年前から体に良いとされ行われていました。

現在では科学的に腹式呼吸の研究がなされていて、

血圧を下げたり脳からアルファー波が出て

精神的に非常にリラックスさせる効果があることも

分かっています。

 

世の中は病人だらけ

文明が進めば進むほど

人はストレスにさらされて、

その影響で病気になったり

精神を病んだりして

病院は大繁盛しているのではないでしょうか。

 

大きな病院はどこも3時間待ちは

当たり前になっていて、

病人には大変な負担になっています。

 

なぜこんなに科学が発達し、

病気になる仕組みなど研究されているにもかかわらず

病気は減らないのでしょうか。

 

病人は皆薬ずけにされている

医療の細分化などで、

病気をトータル的に見る部署が少なく

医療自体がうまくまわらなくなっている

現状があります。

 

責任の所在があやふやになっているために、

人を見る医療になっていないのです。

 

それ以上に深刻なのは、

薬を多く処方しなければ

病院の経営が成り立たなくなっている

現状があります。

 

そのため膨大な薬を処方されて

戸惑っている患者も少なくありません。

それで治るのならまだ良いのですが、

薬のために体の免疫力を失って、

自己治癒力が低下して更に病気を

増やしているのが現状ではないでしょうか。

 

 ストレス社会には最適な呼吸法

そんな医療になるべく関わらない方が

健康でいられるのは今は常識になりつつあります。

以前記事に書きましたが、慶應大学の医者が

本気で書いた下記の本を参考にしてください。


今まさに自分の体は自分で守る時代なのです。

もちろん急性の病気などで

一刻も早く病院にかからなければならないことも

あります。

 

しかし成人病などの生活習慣病は

自分の意志力で治すことができるのです。

特に腹式呼吸法により免疫力を高めて、

精神的にもゆったりした生活をすることができると

ほとんどの病気は自分で治すことができるでしょう。

 

呼吸はなぜ大事なのか

焚き火をした時に、うちわで風を送ると火は燃え盛ります。

酸素を十分に供給する事で薪が完全燃焼するからです。

これと同じ事で、腹式呼吸をして体に十分な酸素を供給すると

体に必要な栄養素などが少量でも効率的に体に吸収されます。

体の中で全ての必要なものが完全燃焼すると言って良いでしょう。

 

これとは逆に、胸式呼吸では十分に酸素が体に行き渡らないために

いくら体に良い栄養を取っても不完全燃焼で吸収されずに

体外に排出されてしまいます。

 

腹式呼吸をすると本来持っている体の機能が十分に発揮されて、

細菌などの耐性が強くなったり、がん細胞を自ら消滅させるなど

いわゆる自然治癒力が最大限に発揮されるのです。

当然体は健康になっていきます。

 

しかしながら、現代に生きていると自然に腹式呼吸をすることは

難しいと言えます。

日常から常に意識して腹式で呼吸するようにしなければなりません。

ヨガ、坐禅、気功などで腹式呼吸を習慣づけることが

一番の近道になるでしょう。

 

医療に頼る部分を見極める

体の調子が悪くなった場合、

何でもかんでも医療に頼るのではなく、

自分で対処できるものを見極めることが

必要になってきます。

 

医者は患者の全てのことが分かる訳では

決してありません。

本来、自分のことは自分が一番分からなければ

ならないのです。

 

そのためには東洋医学の勉強をしたり

人体の成り立ちを勉強するのも良い勉強になります。

 

医者が病気を治す時代から

自分で自分の体を守る時代に移行しつつあります。

病気になる前の状態を未病と言いますが、

体の自然治癒力を高めて未病のうちに

体を治すことが重要になるのです。

 

自分の体は自分で管理しなければなりません。

医者が他人の体を管理してくれると思うのは、

大きな間違いであることに気づかなければ

病気は減ることはないでしょう。

 

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